40男、至高の一皿を求める/スペイン発の老舗グルメストアでワンランク上のテーブルを
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スペイン発の老舗グルメストアでワンランク上のテーブルを

1931年、スペインのマドリードに1号店を開いてから80年以上、家族経営でゆっくりと成長してきた老舗グルメストア「pasteleria Mallorca/パステレリア マヨルカ」。現在ではマドリード近郊に11店舗を展開し、地元の人々に愛されると同時に、スペイン王室のパーティーケータリングやレアルマドリードのVIPラウンジへのケータリングを担当するなど、セレブからも高く評価されている。その「マヨルカ」の日本1号店が今年4月、二子玉川ライズ・ショッピングセンター テラスマーケットにオープンした。

“保存食”の概念を覆すハイクオリティの缶詰類

ガラス張りの店内は、5つのエリアに分かれている。「マヨルカ」という店名の由来でもあるマヨルカ島の伝統的な菓子パン“エンサイマーダ”や焼きたてのパンなどが並ぶ「パナデリア」。全て店内で手作りされた惣菜やタパスが食欲をそそる「デリカテッセン」。上質な缶詰やハム、オリーブオイル、スペインワインなどが揃う「マーケット」。プチケーキやマカロン、ボンボンショコラなどのスイーツがカラフルな「パステレリア」。そして店内で購入したメニューをイートインでも楽しめる「カフェテリア」。色とりどりのショーケースや棚が並び、目移りするようなにぎやかさだ。

買い物の合間にイートインで一息ついたり、ちょっとした手土産を選んだり、いろいろな使い方ができるのが嬉しい。特に食にこだわる大人の男性には、ここでワインや食材を購入し、自宅で少し贅沢なテーブルを演出するという楽しみ方もおすすめだ。
まずは「マーケット」で缶詰やパテなどを物色してみよう。魚介の缶詰類が充実していて、ザル貝など珍しいものも並ぶ。こうした缶詰は日本人の“保存食”の概念を覆すクオリティで、現地ではカヴァやワインと一緒に購入する人が多いのだとか。

なかでもPBの「マヨルカブランド」や「Frinsa(フリンサ)」、「JOSÉ PEÑA (ホセペーニャ)』という高品質なブランドは日本初上陸だ。マヨルカ・ジャパン、広報担当の日野雄一さんによれば、「魚介の缶詰はキンキンに冷やしてからお召し上がり頂くと、更に美味しさが引き立ちます。ザル貝は日本での認知度はまだまだですが、現地スペインではとてもポピュラー。辛口の白ワインとの相性が抜群です」とのこと。上質のオリーブオイルを小さな粒状に加工した、見た目も鮮やかなオリーブキャビア「キャビアロリ」なども、味はもちろん、珍しさでも目をひきそうだ。

素材の味を活かしつつ、味つけしっかりのデリ

スペインワインの品揃えは、産地や品種も様々で幅広い。もちろんカヴァ(スペイン産スパークリングワイン)も充実のラインナップ。プライベートブランドの「マヨルカ カヴァ」はロゼ、ブリュット、ブリュットナチュレの3種類があり、きめ細かな持続性のある泡が特徴だ。
「デリカテッセン」に並ぶタパスや惣菜は、無添加で食材にもこだわって作られている。実際に食べてみると、素材の味がしっかりたっていることに驚くほどだ。たとえばフェタチーズ入りキャロットラペは、チーズやレーズン、ナッツなど具沢山にも関わらず、ニンジンの甘みと香りがきちんと味わえる。ローストポテトとベーコンのサラダは、ポテト、ベーコン、ピクルスなど、ひとつひとつの具材の味が強いにもかかわらず、全体としてバランスがいい。オーガニック系にありがちな薄味ではなく、素材の味を活かしつつ味付けもしっかりしているので、ワインのお供にはぴったりだ。
スペイン風サンドイッチ“ボカディージョ”はS M Lとサイズが選べ、ジャガイモのトルティージャ(スペイン風オムレツ)や生ハム、チーズ、スモークサーモンなど具のバリエーションも豊富。いろいろな種類の小さなボカディージョを買い、オードブル代わりに並べてみるとテーブルがぱっと華やぎそうだ。一人で楽しむもよし、誰かと楽しむもよし。ただし、テーブルセッティングのセンスは、あなた次第。

Text by Shoko Iwane