大人のための最新自動車事情/ついに日本上陸。アウディ『A7/S7/RS 7 スポーツバック』
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ついに日本上陸。アウディ『A7/S7/RS 7 スポーツバック』

2014年5月にマイナーチェンジしたアウディの4ドアクーペ『A7/S7/RS 7 スポーツバック』。本国ドイツから遅れること約1年、いよいよ、日本での販売が始まった。マイナーチェンジとのアナウンスだが、今回はビッグマイナーと呼べるほど、大きな変更がなされている。

目力に個性が光る。正確に路面を照らすテクノロジー

まず目を奪われるのが、エクステリアの変更だろう。近年、アウディのデザイン・アイデンティティとなっている六角形をモチーフにした「シングルフレームグリル」は、角を強調することでより彫刻的な造形へと進化。それにあわせて、バンパーやボンネットも刷新された。

フロントマスクでは、ロービーム用LEDと19個からなるハイビーム用LEDで構成されたヘッドライトに注目したい。醸し出す高級感はもちろんのこと、ハイビーム時にはフロントに搭載したカメラが前方撮影を行い、必要に応じてLEDを点灯・消灯するテクノロジーも秀逸だ。これにより、対向車や先行車の眩惑を軽減しつつ、正確に路面を照らしてくれる。

モデルによって異なるエンジンと足回りを搭載

エントリーモデルである『A7スポーツバック』では、2種類のエンジンをラインナップ。ひとつは、従来通りの3.0リッター V型6気筒。ただし、先代比プラス23psの最高出力245kW(333ps)にパワーアップしての登場だ。もうひとつは新搭載の2.0リッター 直列4気筒(8月に発売予定)。いずれのエンジンもアウディ独自のトランスミッション「7速Sトロニック」とフルタイム4WDシステム「quattro」が組み合わされている。

ハイパワーエンジン、スポーティなサスペンションにより、レーシングテクノロジーを受け継ぐ『S7スポーツバック』では、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。こちらも、7速Sトロニックと組み合わせられ、従来よりも30PSパワーアップした、最高出力331kW(450ps)を叩き出す。
そして、シリーズ頂点のフラッグシップモデル『RS7スポーツバック』は、4.0リッター V型8気筒ツインターボエンジンを搭載。エンジンだけ見ると『S7スポーツバック』と同じだが、チューニングにより最高出力412kW (560ps)を実現。トランスミッションは多段化された8段ティプトロニックが組み合わされ、気筒休止システムの「COD(シリンダー オン デマンド)テクノロジー」を採用することで燃費も向上した。

この動力性能を最大限引き出すために、シャーシ部分はアルミニウム素材と高張力鋼板を使い高剛性を保ちながら軽量化を実現。また、足回りは、『A7スポーツバック』には「ダイナミックサスペンション」、『S7スポーツバック』には「アダプティブ エアサスペンションスポーツ」、『RS 7 スポーツバック』には「DRC付きスポーツサスペンションスポーツ」が装備されている。ブレーキは、パッケージオプションでカーボンセラミックファイバーを設定することも可能だ。

ドライブをより快適にする先進装備

装備面では、Audi独自のインフォテイメントシステムMMI(マルチメディアインターフェース)が最新世代に進化。「Audi connect Navigator」では、オペレーターと対話しながら施設を探す「施設検索サービス」やホテルやレストランの予約の手配を行う「予約手配サービス」などの利用ができるなど、快適性も申し分ない。安全面では自動ブレーキ機能や自動ステアリング修正機能、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールなども標準装備している(2.0 TFSIを除く)。
極上の走りと快適性を併せもった1台。上質感のある大人のドライブを楽しませてくれそうな1台だ。

Text by Tsukasa Sasabayashi