大人のための最新自動車事情/「RX」を超越したプレミアムクロスオーバー『LEXUS RX』
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「RX」を超越したプレミアムクロスオーバー『LEXUS RX』

レクサスのグローバルブランドスローガンは「AMAZING IN MOTION」。期待を超える驚きと感動を提供し続けるビジョンを示したものだ。その意味で、新しく発表されたプレミアムクロスオーバー『LEXUS RX』は、まさに、「AMAZING IN MOTION」な1台となるだろう。

キープコンセプトのデザインのなかに、力強い存在感を放つ

ライナップは、V型6気筒3.5lエンジンと高トルクモーターを組み合わせハイブリッドモデル『RX450h』とV型6気筒3.5lエンジンを搭載した『RX350』、そして、先日の上海モーターショーで発表された、2.0リッターターボエンジンを持つ『RX200t』の3車種だ。

外観は正常進化で、近年のレクサスが採用するデザインアイコン「スピンドルグリル」を継承している。フロントマスクの印象に大きく関わるヘッドランプはL字型の三眼フルLEDで、フォグランプと一体化。テールランプはボディ側面へ回りこんだL字型で、レクサスとしては初採用。ワイド感が強調された。

ワイド感の強調は、ホイールベース長の変更にも見てとれる。従来型よりも50mm延長し、ホイール径を20インチへと拡大することで、堂々としたプロポーションを実現。力強いアンダーボディの存在感を醸し出している。

トリムは脱着が可能で、ボディーカラーと組み合わせが楽しい。この「セレクタブルカラートリムホイール」も、L字型テールランプと同じく、レクサスとしては初採用となる。

上質で快適、そして先進性を持ったインテリア

インテリアで目を引くのは、上質感と快適性、そして先進性の融合だ。リアシートのレッグスペースは従来型より拡大し、より伸びやかに。電動でリクライニングが可能なパワーシートや、乗員を直接温めるシートヒーターなどの機能を追加することで快適性を向上させた。

先進性では、表示スペースを拡大することで視認性を高めたヘッドアップディスプレイを採用し、運転への集中を高めた。集中しやすい環境は、運転席と助手席を分離する工夫にも見てとれる。色や素材の切り替えと立体を関連付けて造形に深みにより、上手く棲み分け効果を生み出している。

運転への集中を高めるのは、レクサスの理念に、「エモーショナルな走りによるドライビングプレジャー」があるからだ。新型『RX』にも走行性能への飽くなき追求が垣間見える。

最新技術で走行性能と安全瀬能をサポート

フロントプラットフォームは徹底的に改良し、軽快な乗り心地と安定した旋回性を実現。また、ボディ剛性を高めることで、乗り心地の向上だけでなく、リヤ席の振動低減や、ロール方向への動きに対する安定感を向上させた。加えて、滑りやすい路面でも安定した車両制御を可能にするVDIMや、最適なシフト制御で快適な乗り心地を確保するAVSなど最新技術も惜しみなく導入し、走行性能を支えている。

最新技術は安全性能にも活かされる。

(1)衝突回避支援や被害軽減
(2)車線内走行をしやすいステアリング操作のサポート
(3)夜間の前方視界確保の支援
(4)高速道路で先行車との車間距離を適切に保ちながらの追従走行

といった4つの先進安全技術を搭載することで、多面的な安全運転支援を可能にした。 初代『RX』は、北米市場におけるレクサスの地位を確固たるものに押し上げた1台。販売を支える主力モデルとして高い評価を受けてきた。そして、新型『RX』の開発は「RXでありながら、RXであることを超えていく」が命題。その理念通り、新しい魅力をもったプレミアムクロスオーバーへと進化を遂げている。

Text by Tsukasa Sasabayashi