偏愛の逸品/録音時の“原音”を再現する超高級ハイレゾ・イヤホン
- 車でスマホで家で「音楽」にこだわるための逸品 -

録音時の“原音”を再現する超高級ハイレゾ・イヤホン

とどまるところを知らないハイレゾオーディオブーム。「ハイレゾ」とはハイレゾリューション、つまり高解像度の意で、とりわけオーディオ分野ではCDのサンプリング周波数(44.1kHz)やビット数(16bit)を超える音源を指します。
ひらたく言えば「CDより高音質な音楽を、それに見合ったオーディオ機器で楽しむ」こと。
このブームの一因が、スピーカーからイヤホンへと音楽のリスニングスタイルを大きく変えたiPodやスマホの普及です。スマホ本体よりも高価なイヤホンで音楽を楽しんでいた層が、MP3やAACなど圧縮音源の低い音質に「気づいてしまい」、よりリッチな音源やオーディオ機器を求めるようになったのです。

“インイヤーモニターの神”が手がけた作品

現在ハイレゾ音源は、ネット上の音楽ストアから、FLACやWAVなどのファイル(96kHz/24bit以上)をダウンロードするのが主流。では、その音を忠実に再生する環境には何が必要なのか? その答えのひとつとなり得るのが、古くからMP3プレイヤーメーカーとして知られるアイリバー社が、インイヤーモニターの神とも呼ばれるJH Audioのジェリー・ハービーとコラボレーションした『THE SIREN SERIES – Layla Universal Fit / Jerry Harvey Audio』(以下Layla)です。

Laylaは、ヴァン・ヘイレンやエアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼス、レディーガガなどの名だたるアーティストのステージモニターを手がけてきたハービー氏が、初めて手がけたというスタジオ用のインイヤーモニター。

低域と中低域を強調したステージモニターに対し、すべての音域が完全にフラットになるよう設計されたLaylaには、広大な周波数範囲を再現するべく、高域・中域・低域にそれぞれ4個、片耳だけでも合計で12個ものドライバを搭載。標準的なイヤホンのドライバ数が1個から2個であることを考えると驚異的です。

つまり、Laylaでハイレゾ音源を楽しめば、まるでレコーディングスタジオのエンジニアブースで聴いているかのごとく、ミュージシャンが考えた通りのサウンドを楽しむことができるというわけです。 言い換えれば、アーティストやサウンドエンジニアの耳が手に入れられるLayla。「これまで聴いていた音は何だったんだ!」と後悔したくない方は近付かない方が無難かもしれません。

Text by Jun Kumayama