大人のための最新自動車事情/夢を実現! “レジェンドカー”をレンタルしてみない?
- 大人のための最新自動車事情 -

夢を実現! “レジェンドカー”をレンタルしてみない?

40代男性には、楠みちはるの『湾岸MIDNIGHT』やしげの秀一の『頭文字D』など、“走り屋マンガ”を読んで青春時代を過ごした人も多いことだろう。ハチロクの愛称で知られた「AE86」、Zの名をスポーツカーの代名詞に高めたフェアレディZ「240ZG」、数々の最強伝説に彩られてきたスカイラインGT-R…。1970〜90年代に大人気となったこれらの“レジェンドカー”に熱中した人たちは、今なお、心のどこかに「チャンスがあれば、またいつか乗ってみたい」との思いを抱いているに違いない。その夢をかなえてくれるのが、レアな名車の会員制レンタルサービス「fun2drive」である。

ハコスカ、初代NSX…。伝説の名車が聖地・箱根に勢揃い

胸が高鳴るとは、こういうことをいうのかもしれない。『頭文字D』にも「走り屋の聖地」として登場する神奈川県西部・箱根の峠。この聖地にある「fun2drive」には、スカイラインGT-Rや「240ZG」など、40代のクルマ好きにとってたまらない名車がズラリと居並ぶ。

とくにGT-Rは、R仕様のハコスカを筆頭に、3代目の「BNR32」、5代目の「BNR34」、第3世代となる「R35」と、歴代の最強カーが勢揃い。ほかにもハチロク、RX-7「FC3S」「FD3S」、VTECエンジンを搭載した初代のシビックタイプR…。これらのクルマをすべて、レンタルによって運転することができるのだ。

特筆すべきは、F1で常勝していた頃のホンダが開発した当時唯一の“国産スーパーカー”、初代NSX「NA1」までドライブできるということ。アイルトン・セナや中嶋悟が走行テストに参加するなど、あの頃のすべてのクルマ好きが憧れたまさに伝説の名車。こうした“レジェンドカー”を求めて、海外の日本車ファンが「fun2drive」を訪れることも少なくないという。

昔憧れたあのクルマを駆って“走る歓び”を堪能

1980年代から90年代にかけては、バブル景気を背景に国産のスポーツカーが大人気となり、飛ぶように売れた時代だった。日本中に、クルマに対して熱い思いを抱く若者が数多くいたのである。そうした人たちが大人となって、家庭を持って落ち着いたとき、頭をもたげてくるのが“あの頃の熱さをもう一度”という思いだ。

「まさに、私自身がそのひとりだったんです」と話すのは「fun2drive」代表取締役の横山力さん。

「20代の頃にクルマに熱中していた人たちに、当時のクルマで箱根の峠などを駆け抜ける歓びを堪能してほしい。そんな気持ちで2011年にこのサービスを始めました。スポーツカーの楽しさを、40代男性の方にまた味わっていただければ」

あの頃の熱い気持ちを、あの頃に憧れたクルマを駆ってもう一度味わう。“レジェンドカー”には、40男のロマンが詰まっている。

Text by Naoya Aoyagi(Seidansha)