ナイアガラの滝
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世界三大瀑布「ナイアガラの滝」を体験する旅

「人生で一度は行きたい場所」を紹介するシリーズ。今回は、カナダにある世界有数の観光地「ナイアガラの滝」とその周辺の魅力的な観光スポットを2回に渡って紹介する。第1回目は、誰もが一度は訪れたい壮大な「ナイアガラの滝」を体感する。

カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州にまたがる世界三大瀑布の一つ、ナイアガラの滝。「ナイアガラ」という名前は、1687年にフランスの探検隊によって滝が発見された際、先住民たちの呼び名「オンギアーラ(雷のように轟く水)」を聞き間違えたことが起源と言われている。古来より先住民たちの聖地とされており、数々の伝説が残されている。 ナイアガラの滝は落差52m、幅675m、馬蹄型の形をしているカナダ滝と、落差34m、幅320mの真っ直ぐに落ちるアメリカ滝、落差55m、幅15mのブライダルベール滝から構成されている。観光客は滝がきれいに見渡せるとして人気のカナダ側だけでも年間1500万人を超え、滝を楽しむためのさまざまなアクティビティが用意されている。 中でも一番の人気を誇るのが遊覧船「ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ」だ。豪快な水しぶきを受けながら船上から眺める滝は、まさに圧巻。自然が造りだす雄大な力強さが伝わってくる。 ナイアガラの滝 滝底からナイアガラの滝を見上げることで、滝の大さをより感じられる ナイアガラの滝 (C)Wolfgang Kaehler / Photoshot / ゼータ イメージ ナイアガラの滝 滝の真下まで進む遊覧船。滝の轟と水しぶきに圧倒される その他、ナイアガラの水力発電跡を利用して滝を裏から眺めることができる「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」や、滝の歴史や滝に纏わる数々の伝説を紹介する「アイマックス・シアター」、ナイアガラの滝を空から眺める「ナイアガラ・ヘリコプター」など、ありとあらゆる角度から楽しむことができる。 ナイアガラの滝 ナイアガラはいろんな角度から楽しむことができる 4月から10月のハイシーズンを終えて冬を迎えると、ナイアガラの滝はもう一つの姿を現す。マイナス気温が続く厳しい冬には、滝の水も凍り付き、一面が白銀の世界に包まれるのだ。観光客も少ない静寂な空間は、夏とはまったく違った楽しみ方ができるだろう。 ナイアガラの滝 滝が凍りついた一面の銀世界。神秘的な雰囲気に包まれる冬のナイアガラも一度は見てみたい ナイアガラの滝へは、トロントからは車で1時間半の距離。日帰りも可能なのだが、ぜひナイアガラ周辺で一泊することをおすすめする。ナイアガラから車で30分ほどの場所に、カナディアン・ワインの産地「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」があり、世界的にも注目を集める個性的なワイナリーが点在しているからだ。 ナイアガラにはヒルトンやマリオットなど、世界的ブランドのホテルが軒を連ね、そのほとんどが高層階から滝を見下ろす「フォールズ・ビュー・ルーム」を提供している。そんな中、100年前の建物をリノベーションして情緒あるホテルステイを提案しているのが「OLD STONE INN(オールド・ストーン・イン)」 だ。 伝統的なクイーン・アン様式の客室 伝統的なクイーン・アン様式の客室。テレビはチェストの扉の中にしまわれているという心づかいも嬉しい レストランでは壁にはモノクロ映画が流され、ムーディーな雰囲気を演出してくれる レストランでは壁にはモノクロ映画が流され、ムーディーな雰囲気を演出してくれる 名前の通り、100年前の石造りの建物を利用したホテルは全69室、3階建ての低層階。滝を見下ろすことはできないが、その空間造りで他のホテルとは一線を画しており、大人のためのホテルといった雰囲気。喧騒とは外れてのんびりとしたホテル滞在をしたい人におすすめだ。 ホテルから滝へは徒歩7分ほど。夜にはナイアガラの滝がライトアップされ、光と水の競演を楽しむことができる。 ナイアガラの滝 ライトアップの時間は季節によって異なる 次回、カナダの旅2回連載の第2回目は、話題のカナディアン・ワインの産地「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」を訪ねる。

Text by Sachiko Minowa

(Top Imageと遊覧船外観以外の写真) Photo by Masami Murao /Yuko Sudo Top Image: 「ナイアガラ・ヘリコプター」からの景色 (C)Tibor Bognar / Photoshot / ゼータ イメージ 協力:カナダ・オンタリオ観光局