モテる40代の遊びガネ錬金術/大人の嗜みが金を生む! 高級腕時計に投資せよ
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時計で投資?高級ブランド腕時計投資家が語る、儲かる時計損する時計

アベノミクスを契機に、投資ブームが何年ぶりかに到来。様々な投資商品が取り上げられる中、高級腕時計がにわかに注目を集めているという。オトナの嗜好品である高級腕時計から、お金を生む方法とは? 今回は、腕時計投資家の斉藤由貴生さんに、投資商品としての腕時計の見極め方を聞いてみた。

■今回のアドバイザー
腕時計投資家 斉藤由貴生さん

1968年生まれ、軽井沢町在住。株式メインの投資家として活動する傍ら、2010年から高級腕時計への投資方法をブログにて紹介。サイトでは具体的な取引方法や注目ブランドなどを取り上げている。

手堅い人気はロレックス&パテック・フィリップ

斉藤「市場で人気のブランドは、なんといってもロレックスやパテック・フィリップです。これらの腕時計は、100年以上続く老舗のブランド品という価値に加え、細かい機材まで自社で製造するマニュファクチュール。車でいうベンツのような圧倒的なブランド力があるのです。

また、腕時計の値段は為替が影響しますが、ロレックスとパテック・フィリップの価格は、為替相場よりも1、2カ月遅れて変動します。そのため先が読みやすく、投資としても扱いやすいようです」

投資家のオススメは意外にもキンピカ系!?

斉藤「しかし、ロレックスやパテック・フィリップはアベノミクスの影響を受けて価格が上昇したため、現時点で購入しても利益を出すのは難しいでしょう。むしろ、こられの時計は今が売りどきです。一方、アベノミクス以後も値上がりしなかった時計は、これから上昇する可能性が高いので、投資価値も高いといえます。

また、意外と盲点なのが金の腕時計。日本人に敬遠されがちなイエローゴールドの腕時計は、他国よりも日本のほうが値段は安め。これから先、多くの外国人が日本で金の時計を購入したり、日本人の間でも価値が見直されたりすると、価格も上昇するでしょう。その前に購入するのも投資テクニックのひとつです」

売値が半分に!? 損をしないための注意点とは

斉藤「商品を見極めるときに注意すべき点は、流行りものを避けること。例えば1998年から99年にかけて、あるドラマで人気俳優がロレックスのエクスプローラを着けていたことから、エクスプローラブームが起こりました。この時期の流通価格は定価より高い“プレミア価格”で60万円ほど(定価34万税別に対して)。しかしその後値段は下がり続け、特にリーマンショック後は20万円まで落ちてしまいます。今は盛り返して30万円ぐらいで推移しています。

また、2002年に流行ったフランク・ミューラーに関しても同じようなことがいえます。流行りものはブーム時の値段が高くても、後で価値が下がることが多いのです」

最後にアドバイザーからひと言

「値段の張る高級腕時計、『購入するのは気が引ける』という人もいるかもしれません。しかし、70万円する腕時計も71万円で売れたらプラス収支。リターンを考えると家電を買うよりもお得なのです」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)