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- EDを予防・対策!本当に効果がある治療法 -

重度の患者でも98%が改善!? 注目のED治療「ICI療法」とは

ED治療といえば薬を服用するイメージする人も多いだろう。しかし、最近注目されているのがICI(陰茎海綿体注射)療法だ。注射器を使用して直接陰茎に打つというICI療法についてファイトクリニック院長のドクター林氏に聞いた。

■今回のアドバイザー
ファイトクリニック院長
ドクター林さん

ED外来専門の病院であるファイトクリニック院長。新日本プロレスを筆頭にさまざまなプロレス団体の現役リングドクターとしても活躍。メディアへの露出も多く、現在、プロレスラーとトークするラジオ番組『ドクター林の健康げらげらクリニック』をかつしかFMにて、毎週日曜日21時から放送中。

世界80カ国(先進8カ国含む)で効果が認められている「ICI療法」

話題の「ICI療法」とはどんな治療法なのかドクター林氏に聞いた。

ドクター林さん「ICI療法とは、陰茎に直接薬剤を注射して強制的に勃起させるというEDの治療法です。その効果は高く、内服薬のED治療薬では効果がでなかった重度のED患者でも98%の男性が勃起するほど。また、ED治療薬の場合、高血圧や心疾患などを持つ人は服用すらできません。その点、ICIでは海綿体に直接注射するため、血管の影響は陰部だけ。心臓などに負担をかけるわけではないので、持病に悩まされている人でも使用可能です。

ただ、日本では厚生労働省の正式な認可がおりていない治療法のため、使用は自己責任になります。それでも、世界80カ国(日本以外の先進8ヵ国含む)で認可されていますし、日本の泌尿器科学会でもICIをED治療法として推奨していますので、安全面の信頼性は高いと言えるでしょう」

「ICI療法」の注射針は髪の毛程度の太さなので、痛みもほぼない

男性の心強い味方であるICI療法。実際の施術は、どのような手順で行われるのだろう?

ドクター林さん「ICI療法の薬は、5種類の薬剤を調合して作ります。薬の強さを決めるためにも、病院ではまずしっかりカウンセリングを行います。その後、陰茎の硬さや勃起の持続時間を確認するため、テスト注射をおこない、硬さが不十分、持続時間が短いということになれば、薬の配分を変えて再調整することになります。

治療薬を使用する際は、自分で注射をしなければなりません。そこで患者さんに注射器の使い方も指導します。注射針の長さは8mm、太さは0.3mm(髪の毛ぐらい)なので、痛みはほとんどありません。根本から2〜3cmほど上の陰茎部に直接打つため戸惑う方もいらっしゃいますが、怖いのは最初だけです。1度やればすぐに慣れると思いますよ。

即効性が高いのも特徴的で、注射後は10分程度で大きくなり始め、20〜30分ほどでカチカチに。個人差はありますが90分〜120分間は勃起が持続します。しっかり射精もしますから普段勃起しているのと何ら変わりがない状態で違和感はありません」

長時間、勃起状態が続くと危険。4時間以上勃起が継続したらすぐに病院へ行こう

ICI療法を使用する上でのデメリットや注意点もあるという。

ドクター林さん「ICI療法で1つだけ注意しなければいけないのが、500人に1人ぐらいで『持続勃起症』という症状が現れること。その名の通り長時間勃起状態が続くわけですが、4時間以上続くと、海綿体に障害をきたす恐れがあります。もし、勃起が長時間収まらないようであれば、夜間だとしても放置せず、必ず病院に行ってください。

また、ICI療法を受ける上で、ネックとなるのが値段でしょう。標準的な病院の場合、1回分の薬の費用として1万円前後かかります。ED治療薬が1500円前後なため、比較するとかなり高額です。また、ICI療法を提供している病院が少ないので、入手にも一苦労します。メリットは大きいですがデメリットもありますので、まずは病院の医師に相談すると良いでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「ちなみに、ICI療法は早漏の改善効果も期待できますよ!」

Text by Katsuya Hokonoki(Seidansha)