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初秋こそケア! ゴルフ、ランニング…シーンで選ぶ男の日焼け止め

紫外線量の多い秋の始めは、まだまだ日焼け止めが手放せない。日焼け止めにも様々な種類があるため、実はどのタイプを選べばよいか悩んでいる40男も多いのでは。今回は、スキンケアカウンセラーの松原好克さんに、40男に向け、日焼け止めの選び方を聞いてみた。

■今回のアドバイザー
スキンケアカウンセラー 
松原好克さん

会社員として働く傍ら、約10年にわたり独学でスキンケアや化粧品の専門知識を深める。2008年から5年間で2000人以上のカウンセリングを手掛けた経験を元に、現在では、年間約1000人にも及ぶスキンケアの相談に応じる。ホームピーリング(美神エナジークリーム)を始め、保湿美容液(美神セラバリアエッセンス)、エイジングケア美容液(美神ビューティーアップエッセンス)など、美容成分にこだわった完全オリジナル化粧品も多数保有。

紫外線を浴びるほど老化が…40男こそ紫外線対策が重要

様々なトラブルを引き起こす紫外線。涼しくなった初秋でも対策する必要はあるのだろうか。

松原さん「紫外線によるシミ・シワ・たるみなどの肌トラブルや老化は、生まれてから浴びた紫外線の量に比例すると考えられています。その紫外線の量というのも、ピークは5月~9月ですが、冬でもピーク時の2分の1以上。そのため1年を通してケアが必要ですが、暑さが和らぐ初秋からはどうしても日焼け対策を怠りがちになってしまいます。しかし、初秋の紫外線量は夏とほぼ同量。そのため、夏と同程度の対策をすることが大切です。また、日常的にメイクをする女性に比べて、メイクをしない男性は紫外線の吸収率が高いので、男性こそ日焼けケアが必須といえるでしょう」

種類の多い日焼け止め シーンに応じて使い分けるのが◎

紫外線対策の中でも、手軽で最もスタンダードなのが「日焼け止め」。使うとしたらどのようなタイプがいいのだろうか。

松原さん「ひとくちに日焼け止めといっても様々なタイプがありますが、それぞれのシーンに応じてテクスチャのタイプを使い分けるのもひとつの方法です。

たとえば、マリンスポーツ・サイクリング・ゴルフやテニスなどの野外スポーツ・野外レジャー・バーベキュー・営業の外回りなど、炎天下での滞在が日中トータル1時間以上の場合は、紫外線遮蔽力が最高値のSPF50+の『乳液・クリーム・ジェルタイプ』の日焼け止めがオススメ。使う時は、500円玉ひとつ分程度の量を顔に湿布すると良いでしょう。このタイプの日焼け止めは、持続力が高く、汗や皮脂にも強いため、落ちにくいのが特徴です。ただし、野外での活動が長時間に及ぶ場合は2時間おきに同量を重ね塗りしましょう。

ランニング・散歩・ガーデニング・買い物・洗濯もの干し・通勤など、炎天下での滞在が日中トータル1時間未満の時は、『ローション・スプレータイプ』の日焼け止めが使いやすいです。こちらは、専用のクレンジングが不要で、洗顔のみで落とせるものが多いのが特徴。SPF30以上のものであれば、大量の汗を掻いた場合を除いては、重ね塗りの必要はないでしょう。パッケージに記されている使用法よりも、気持ち入念に湿布することがポイントです。

旅行やデート、催事の合間などに素早く塗り直しをしたいときは、シートタイプが便利。皮膚を抑えるようにして入念になじませるように湿布します。こちらのタイプは、汗やホコリなども一緒に拭き取ってくれるというメリットもありますが、シートの摩擦が加わるため、肌への刺激が大きいことも覚えておきましょう」

SPFの数値が高いと肌への負担も増える? 敏感肌の紫外線対策

また、日焼け止めを選ぶ時に気になる、SPF値の見方についても教えてもらった。

松原さん「日焼け止めを選ぶ時に気になるのがSPFの数値。この数値は、SPF1を素肌の状態とし、何も塗っていない状態と日焼け止めを塗った状態を比べて、サンバーン(日焼けが始まる・肌が赤くなる)までの時間を何倍に伸ばせるかを表しています。季節にもよりますが、日本人の肌は、平均約20分の紫外線を浴びると日焼けが始まると言われています。SPF20の日焼け止めの場合は、SPF20×20分=400分後まで日焼けを引き伸ばせるという計算になりますね。

つまり、SPFの数値は、あくまで日焼けを引き起こすまでの時間の目安であり、紫外線のブロック力そのものを示しているわけではないのです。また、SPFの数値が高い日焼け止めは、当然、紫外線カット剤も多量に含まれるため、それだけ皮膚への負担も大きくなります。敏感肌の方は、そうした面も考慮しつつ日焼け止めを選ぶと良いでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「日焼け止めが合わないという敏感肌の方は、顔の大部分を覆う『UVカットフェイスカバー(フェイスマスク)』もおすすめ。それに加えて、UV用の帽子・サングラスを装備したら鬼に金棒ですね」

Text by Mai Matsubara(Seidansha)