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刺激的な玩具──アバルト595 competizione限定車

2017年2月に刷新された『アバルト595 competizione(コンペティツィオーネ)』は、小さなボディに最高出力180psのハイパワーエンジンを搭載する、コンパクトカーの枠を超えたスポーツカーだ。このイタリアンホットハッチの代表選手に、ドライビング志向の限定車『アバルト595 コンペティツィオーネ パフォーマンス パッケージ』が登場した。より高めた走りと専用カラーコーディネーションが施されたスタイリングは、まるで“刺激的なオモチャ”。ハイパフォーマンスとドライビングプレジャーを求めるドライバーに最適のモデルだ。

“韋駄天”の『アバルト595コンペティツィオーネ』の走りをさらに高めた限定モデル

1949年にイタリアで創業されたアバルトは、もともとフィアット車のチューニングを得意とする自動車メーカーだった。特に旧式の『フィアット500』をベースにした『アバルト500』は、そのボディに見合わない異常な速さで名を馳せ、「サソリのエンブレム」とともにアバルトを象徴する存在となった。

現在はFCA(フィアット クライスラー オートモビルズ)のブランドとして、チューニングカーテイストの強いスポーツモデルを展開。それらのうち、『フィアット500』のボディをベースにマニアックなホットハッチとして仕立てたのが『アバルト595』である。

なかでも、『アバルト595コンペティツィオーネ』は、全長3660×全幅1625×全高1505mmのコンパクトボディに、最高出力180ps/5500rpmを発生する1.4L直列4気筒ターボエンジンを搭載するホットなモデル。このままのパッケージでも軽量ボディとハイパワーエンジンが織り成す走りは“韋駄天”そのものだが、今回の限定車『パフォーマンス パッケージ』にはさらなる味つけが施された。

アバルト『695ビポスト』と同じ機械式LSDを装備することで“操る快感”がアップ

最大のトピックは、究極の走りを追求して『アバルト595シリーズ』の頂点に立つ『695 BIPOSTO(ビポスト)』と同じ機械式LSD(リミッドスリップディファレンシャルギア)を装備したこと。

これによってトラクション性能と走行安定性が高まり、たとえばコーナーの立ち上がりでアクセルを踏む際にトルクが効率よく左右の駆動輪(前輪)に伝わり、素早くコーナーを脱出することが可能となった。トランスミッションは3ペダルの5速MTのみ。クルマを“操る快感”を味わうにはうってつけだ。

もともと鍛えられたチューニングカーの雰囲気を持つエクステリアにもスパイスが加えられている。ボディカラーはイエローとホワイトの2色を設定。イエローはその走りと相まって『ルパン三世 カリオストロの城』に登場した旧フィアット500を想起させ、ホワイトは『アバルト500』の伝統的なカラーリングとして知られる。根っからのファンにはうれしいに違いない。

足元には専用の14スポーク17インチアロイホイールを装着。イエローのセンターハブキャップや同色のブレンボ製の4ポッドブレーキキャリパー(フロント)は、イエローのボディカラーのみに与えられる仕様となっている。

ドアミラーカバー、アバルトサイドステップ、リップスポイラー、リアバンパーインサートは、2つのボディカラーによって色が変わる。イエローボディはブラック、ホワイトボディならレッドがそれぞれアクセントカラーとなる仕掛けだ。

『パフォーマンス パッケージ』はスーパーカーよりすごい!? 走り出したら止まらない

『アバルト 595コンペティツィオーネ』は、0-100km/h加速を3秒以内で走り抜けるような、スーパーカー級の性能は持ち合わせていない。しかし、この小さなクルマを手足のように操り、しかも良い意味で過剰に応えてくれるファン要素は、ある意味でスーパーカー以上だ。

限定車の『パフォーマンス パッケージ』は、その『アバルト 595コンペティツィオーネ』に、さらに“ニヤッ”としてしまうようなこだわりを加味したモデル。どこかで聴いたことのある歌の歌詞ではないが、走り出したら止まらなくなりそうだ。

価格はベースモデルより30万円アップの397万4400円(税込み)。台数はイエローが80台、ホワイトが20台の計100台限定で、どちらもその半分は左ハンドルというマニアックな仕様となっている。まさしく走りが好きなドライバーのための“玩具”。手に入れたら休日が愉しくなりそうだ。

Text by Tetsuya Abe