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- 酒?料理?個室?目的別の接待の切り札店 -

急な接待にも対応可能。表参道で食す日本料理「雅灯」

ファッション、アートetc.流行の先端を行く街・表参道。グルメに目を向けても、個性豊かな店も並ぶスポットである。しかし、こと日本料理となるとあまりそのイメージはないのではないか。そんな表参道において、本格的な日本料理が楽しめる店がある。13年目を数える和食の店「雅灯(がとう)」だ。

表参道駅至近にある、隠れ家的な和食の名店

最寄駅である地下鉄、表参道駅B2出口を出て3分ほど。華やかな街にあって、店の看板はあまりに控えめだ。青山通りという大通りに面していながら、なお目立つことはない。気づいた者だけが入れる、大人の空間がそこにある。店自体があるのはビルの地下1階。地上入り口からは想像のつかないほどの空間の広がりに、一瞬戸惑いを覚えるほどだ。
おしゃれな若者で賑わうこの街には、若干似つかわしくないような気もするのだが、この地に店を構えた理由は、どこにあるのだろう?

「店ができたのは13年前。当時は、もう少し落ち着いた大人の多い街だったんですよ。その当時は創作和食が流行っていまして、この辺りにもそうした和食の店は何軒もありました。そんななか、うちは創作ではない、純和食の店でやろうということで始めたんです」(店長の菊池さん)

料理の内容は当初よりもグレードを上げており、現在では若者には中々手が出しにくい価格帯ではある。実際、来店客のほとんどは、40〜50代の男性だという。

さて、早速だが7000円〜1万5000円まで4つあるコースのうち、もっとも人気があるという「真朱(まそほ)」(10000円)をいただいてみたい。

前菜、酒菜、鍋物、造り、焚合、進肴、食事、水菓子からなるこのコース。「良い素材を提供しつつ価格を抑えるために、あまり手の込んだ飾りはしていません」とは店長の菊池さん。食材自体の色をうまく配置されているため、あまり気にならなかったが、そう言われてみれば確かに“繊細にして華麗“といった飾りは見られず、質実剛健、といった感じもする。

しかしその分、旨いものが食えるとあらば、こちらとしては文句のないところだ。そんな雅灯のコースでメインとなるのは、鹿児島県黒毛和牛のステーキと、ハモ、ハマグリ、鯛といった季節ごとの魚介を使ったしゃぶしゃぶである(ステーキ、しゃぶしゃぶはコースによってはどちらかを選択)。

思わず出汁まで飲み干したくなる。絶品ハモ鍋を堪能

鍋に張られているのは、ハモのアラと骨でとった出汁。若干の熱が加わることで身と皮がキュッと締まり独特の食感が生まれるのだが、この出汁のおかげでハモの身を泳がせても味が抜けてしまうことはない。旬の食材、ハモを余すところなく味わうことができた。このしゃぶしゃぶに使う鍋は形が変わっており、片側に急須のようなそそぎ口がついている。実はこれ、もともとは土瓶蒸し用のものなのだ。

「出汁も最後まで味わっていただきたい」、その思いからこうしたスタイルにいきついたのだという。上品でありながら、奥行きと広がりのある味わい。確かに堪能させていただいた。

コースの内容は毎月入れ替わる。それも単なる旬ど真ん中の食材に入れ替えるというわけではない。走りの旬、名残の旬も必ずとりいれることで季節の移り変わりをより楽しんでもらうという寸法だ。

ファッションの街で日本料理の店をつづける矜持

こちらのお店、アルコールメニューにもちょっと変わったこだわりがある。それは銘柄数の多さ、プレミアムのついた高級酒ばかりを集めた、といった類のものではない。

「同じ蔵の酒でも、純米、吟醸、大吟醸と精米の度合いや作り方でそれぞれが全く味わいの異なるものになります。しかし、実際にそうした違いを体験する方は案外と少ないもの。そこで、日本酒は料理を邪魔せず、一緒に楽しめるお酒を作られている黒龍酒造さんのものに絞って提供させていただいております。限定酒も揃えていまして、黒龍酒造さんに限っては東京一の品揃えだと自負しております」

日本酒以外、焼酎などでもそうした考えは共通している。また、夏はロックやソーダ割りに合うもの、冬はお燗、お湯割に合うものを中心にメニューに載せるという。アルコールメニューまで季節に合わせて作り直す店というのは、徹底しているではないか。
なお、こちらの店はなんと特に事前予約をしておかずとも、コース料理が注文できるという。

「基本的に素材そのままを味わっていただくために、なるべく手をかけないようにした料理がほとんどです。また魚も普段は生簀で泳がしているものをとって使うものが多い。そもそも作り置きしているものが少ないので、予約が急なものかどうかはそこまで影響しないんです。そのため、当日になっていきなりいらしても大概の場合コースに対応できます。もちろん、食材が切れてしまう場合もありますので事前に予約いただくのに越したことはありませんが」

個室は最大で22人まで対応、表参道で日本料理という意外性、深夜、それも飛び込みでコースが利用できるというのは、なかなか他にないアドバンテージとなるだろう。この店の存在を記憶にとどめておけば、いずれきっと役に立つだろう。

Text by Masayuki Utsunomiya