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R8スパイダーV10プラス──アウディオープンの頂点

2016年3月のニューヨークモーターショーで発表され、日本では2017年6月から販売が始まった『R8 スパイダー』。いうまもなく、アウディのフラッグシップを担う『R8』のオープンモデルである。『R8』には『R8 V10』『R8 V10プラス』がライナップされていたが、『R8スパイダー』は「V10」モデルのみの展開だった。しかし、この6月14日、ついにドイツ本国で『R8スパイダー V10プラス』が発表された。

「プラス」の名に恥じないハイパワーを得た『R8スパイダー V10プラス』のエンジン

『R8スパイダー V10プラス』は『R8スパイダー』の最上位モデルだ。ミッドシップレイアウトに搭載される5.2L V型10気筒ガソリン「FSI」自然吸気エンジンは、排気量もエンジン型式も標準モデルの『R8スパイダー』と同じ。しかし、そのパワーは「プラス」の名に恥じないチューニングがなされている。

最高出力は『R8スパイダー』よりも70ps向上した610ps、最大トルクは20Nm増強された560Nm(57.1kgm)となった。これにより、0-100km/hの加速は3.3秒と0.3秒短縮され、最高速度は10km/hアップの328km/hを達成している。

このモンスターエンジンに組み合わされるトランスミッションは『R8スパイダー』と同じデュアルクラッチ式の「7速Sトロニック」だ。もちろん、アウディの代名詞とも言うべき4輪駆動システム「クワトロ」も備えている。

「クワトロ」は新開発の電子制御式油圧多板クラッチを採用しており、わずか数ミリセカンド(1ミリセカンドは1000分の1秒)の素早さで前輪に伝達するトルクを調整。トルクをそのまま前輪に伝えることも、完全に切り離すことも可能だ。これにより、運転状況、ドライバーの操作、路面状況などに応じて4輪に配分するトルクを常に最適にコントロールできるようになった。

乾燥重量は1695kgを実現、標準の『R8スパイダー』よりもさらに軽量化されたボディ

エクステリアは『R8スパイダー』を踏襲している。フロント周りでは、空気を取り入れるフロントのエアインテークは大型化され、気流を整えるバーチカルフィンを装着。光沢のあるハニカムメッシュ、クロムメッキフレーム、そして、「Audi Sport(アウディ スポーツ)」のエンブレムを備えたワイドでフラットなシングルフレームグリルなどが特徴的だ。

LEDヘッドライトはよりワイドに生まれ変わり、薄くなったシングルフレームグリルは彫刻的な力強さを備えている。また、後部では約100kgものダウンフォースを発生させる、黒く光沢のあるCFRP(炭素繊維複合材料)ディフューザーが存在感を示す。
CFRPの採用はディフューザーだけではない。骨格には、新開発されたアルミとCFRPを組み合わせた「ASF(アウディ スペース フレーム)を採用。また、インテリアに装備する軽量バケットシート、カーボンセラミックブレーキ、軽合金鍛造ホイールなどと組み合わせることで、乾燥重量は1695kgを実現した。これは、『R8スパイダー』よりも25kgほど軽量化している。
ドイツ本国では注文が始まり、夏の終わりには納車が始まる予定。価格は20万7500ユーロ(約2697万5000円)からと、アウディ最高峰に相応しい金額となっている。日本導入は未定だが、今から上陸するのが待ち遠しい一台だ。

Text by Tsukasa Sasabayashi