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- だるさ・ニオイ・しみ‥残暑のボディケア -

塗る手間いらず! “飲む日焼け止め”の効果とは?

日焼け止めというと、一般的には顔や身体に塗るタイプをイメージする人が多いだろう。しかし最近、話題になっているのが “飲む日焼け止め”だ。身体の内側から摂取する日焼け止めは、どのような効果を発揮するのか? 医師に話を聞いた。

■今回のアドバイザー
医師 オバジクリニックトウキョウ院長
コッツフォード良枝さん

山梨大学医学部卒業後、国立国際医療センター国府台病院で研修。その後、日本医科大学麻酔科に4年在籍したのち、美容皮膚科に転科。品川スキンクリニック、クリントエグゼクリニックを経て、現在はオバジクリニックトウキョウ院長。

飲む日焼け止めは、塗り直さなくていいから便利!

そもそも“飲む日焼け止め”とは、どのようなものなのだろうか?

コッツフォードさん「“飲む日焼け止め”とは、服用することで、メラニンの生成を抑制し、日焼けによる肌ダメージを回復させる効果が期待できるサプリメントのことです。飲む日焼け止めには、紫外線対策に重要な抗酸化作用の成分が含まれています。日焼けは、皮膚に紫外線があたることで活性酸素が発生し、発生した活性酸素が原因で生成されるメラミンによって起こります。飲む日焼け止めを服用すれば、抗酸化作用によって活性酸素を抑制し、シミ予防、日焼け予防が期待できるわけです」

塗るタイプに対して、“飲む日焼け止め”のメリットはどこにあるのか?

コッツフォードさん「飲む日焼け止めの大きなメリットは、通常の日焼け止めのように塗り直す必要がない点でしょう。汗や水で落ちてしまう心配もないので、ゴルフに行かれる方、マリンスポーツをされる方など、運動時やバケーション時にも、日焼け対策ができます。また、内服するだけで全身に効果があることも、飲む日焼け止めの特徴のひとつです。塗る日焼け止めの場合、足や手の甲など細かい部分にも塗らなくてはいけないので手間がかかり、塗り残しなども当然出てきてしまいます。その点、飲む日焼け止めは、服用するだけで全身に日焼け防止効果を期待できるという手軽さがあります。

また、美容皮膚科などでレーザーや光治療を受けている方にも、飲む日焼け止めはオススメです。塗る日焼け止めの場合、肌に合わずに肌荒れが起きてしまうことも。一方、飲む日焼け止めなら肌への刺激を気にすることなく使用できます」

飲む日焼け止めの服用は、外出30分前! 持続時間には注意!

“飲む日焼け止め”の効果的な使い方や、注意点について聞いた。

コッツフォードさん「飲む日焼け止めは、医師から処方されるものではありません。あくまでサプリメントとして、服用する形になります。飲む日焼け止めにはいくつか種類があるので、持続時間など、自分に適したものを飲用しましょう。様々な製品が発売されていますが『ヘリオケア』、『UVロック』などが特に有名です。また、アスタキサンチンのサプリメントも飲む日焼け止めとして使用することができます。

一般的に飲む日焼け止めの効果が出始めるのは、服用して30分後くらいから、とされています。できるだけ外出30分前に内服するようにしましょう。一度飲めば、4~6時間、効果が持続します。持続時間が終わったら、その都度、内服するのがベストです。例えば『ヘリオケア』を使用する場合、持続時間は4時間なので、4時間ごとに内服するのが最適と言えます。より効果を求めるのであれば、飲む日焼け止めだけでなく、塗るタイプの日焼け止めも併用することで、さらに効果を感じられることでしょう。夏休みやお盆休みに入るこれからの時期、紫外線の強い場所に旅行に行く際も、事前に飲んでおくと安心ですね。稀にアレルギーが出ることもあるので、飲んだ後に不調を感じた場合は速やかに中止して医療機関へ行ってください。子どもが服用するのも問題はありませんが、4歳までは服用しないようにすすめられています」

最後にアドバイザーからひと言

「これから紫外線の強い季節になってきます。飲む日焼け止めなどを上手に取り入れて、夏を乗り切ってください」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)