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購入する時間帯も重要!? ジムで履くシューズの選び方

ジムでのトレーニングの際に注意したいのがシューズ選び。初心者が不適切なシューズを履いて運動すると、足や膝、腰に歪みが生じてしまうこともあるという。正しいシューズの選び方について、パーソナルトレーナーの小林素明さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
パーソナルトレーナー・健康運動指導士
小林素明さん

大阪市阿倍野区でパーソナルジム「どこでもフィット」を運営。テレビやラジオなどのメディア出演も多数。登録者数9000名超のYouTubeの人気チャンネルを持つ。

ファッションだけで選ぶのは危険! 足首や膝だけでなく、腰や肩を痛める恐れも

ジム・トレーニングで着用するウェアやシューズでも、やはりファッション面を重視したいと考える人は多いはず。しかし、特にシューズは“見た目”だけで選ぶと、思わぬ怪我をする恐れがあるという。

小林さん「自分の足に合っていないシューズを履いてトレーニングをすると、踏ん張りが効かず足元が不安定なため、足首を捻挫したり、膝や腰を痛めたりする恐れもあります。上半身を鍛えるウェイトトレーニングの場合でも、カラダのバランスが安定しないため、肩や肘を痛める危険性があります。シューズ選びは、見栄えよりも機能性を重視することが大切。トレーニングをしているにもかかわらず、シューズが原因で怪我をしてしまっては本末転倒ですからね」

ウェイトトレーニング、エアロバイク、エクササイズで使い分けるのがベター

小林さんによれば、足のフィット感だけでなく、トレーニング内容によっても、選ぶべきシューズが変わってくるという。

小林さん「重量物を持ってトレーニングを行うときは、レスリングシューズがオススメです。足首をガチッと固定して履くことができ、シューズ底のグリップと薄さによって、滑りにくく安定感が増します。

また、ジムの定番であるエアロバイクを使った運動で成果を上げるためには、ペダルにしっかり力を伝えることができるウォーターシューズを選ぶとよいでしょう。主にマリンスポーツで使われますが、通気性が良く、足にもフィットし、安定感があるため長時間運動に最適です」

エアロビクス、ステップ運動、各種のダンスといった上下左右前後の激しい動きが求められる“スタジオプログラム”でのエクササイズでは、足首をしっかり固定できるシューズを履くようにしましょう。足裏を床に踏み込むときの衝撃を吸収できるクッション性や、床に落ちた汗で滑らないようにするためグリップ性の高いシューズを選ぶことも大切です。そうなると、レスリングシューズやダンスシュースがいいかもしれません」

効率的にカラダを鍛える近道ためには、シューズにかける費用をケチってはダメ

最後に、トレーニング用のシューズを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて聞いた。

小林さん「機能性と耐久性に優れ、自分に合ったシューズを選ぶためにも、靴屋でなくスポーツ用品店で買いましょう。足のサイズはむくみによって1日の中で変動するので、普段ジムに通うのと同じ時間帯に買いに行くのがポイントです。また、半年に1度はシューズ底の磨耗をチェックしてみてください。X脚(内股気味)の人はシューズの内側、O脚の人はシューズの外側が擦り減りやすくなっており、そのまま使い続けていると膝や腰を痛めてしまいます。シューズの使用頻度にもよりますが、1~2年に1回は買い替えの検討をオススメします」

最後にアドバイザーからひと言

「トレーニングの効果を高めるだけなく怪我を未然に防ぐためにも、まずはシューズにこだわりましょう」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)