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- 40男が嗜む逸品 -

英国の老舗ミルブランドによる機能性も抜群のアクリルミルシリーズ

肉料理の仕上げや食卓での味の微調整などに重宝されるソルトミルやペッパーミル。料理好きならば持っておきたいアイテムだが、機能性はもちろんのこと、キッチンやテーブルに置いた際に空間を引き立ててくれるデザイン性も重視したいところ。英国生まれの老舗ブランド・コール&メイソンのアクリルミルシリーズは、そんな欲求を十二分に満たしてくれるアイテムだ。

素材をカットして香りを最大限に引き出す独自技術を採用

1919年にイギリスで創業したコール&メイソンの製品は、家庭に限らずプロの料理人にも愛用され、世界60ヶ国以上で展開されている。国内ではドイツのキッチンウェアブランド・フィスラーの日本法人であるフィスラージャパンが輸入販売を手がけており、次々と魅力的な顔ぶれがお目見えしている。そのひとつであるアクリルミルシリーズは透明を基調にしたシリーズ。統一感がありつつ、形やサイズがバラエティに富んでいるのも特色だ。

各アイテムを紹介する前に、まずは機能面について取り上げたい。コール&メイソン製ミルの最大の特徴は、その多くが独自技術「プレシジョンシステム」を取り入れていること。一般的なミルは素材を挽く際にすり潰しているが、同社のミルは、高品質の刃で素材をカットしている。それによって、素材が持つ豊かな風味や香りを最大限に引き出しているのだ。このシステムは、2011年には優秀な家庭用品に与えられるイギリスの“Excellence in Housewares Awards”において、イノベーション プロダクト賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
素材をカットする刃は、ペッパーミルは硬化カーボンスチール製、ソルトミルはダイヤモンドシャープセラミック製のものをそれぞれ採用。10万回使っても性能が劣ることはないという最高品質を実現しており、これらの刃は永久保証付きというのも利用者にとってうれしい点だ。

透明を基調に形状やサイズはバラエティ豊か

コール&メイソンのミルは、機能性の高さとともにキッチンや食卓のアクセントとしても活躍するデザインの美しさも見逃せない。ここからは、アクリルミルシリーズの各製品を紹介していこう。
「105フォレスト ソルト&ペッパーミルセット」は、それぞれ高さ16.5cmと存在感のあるソルトミルとペッパーミルのセット。クラシックなフォルムでクリスタルアクリルにウッドを合わせており、温かみのある印象に仕上げている。
チェスの駒のようなデザインを施したのは、高さ10.5cmの「575 ソルト&ペッパーミルセット」。クラシカルな形状であるとともにアクリルが現代的な雰囲気も醸し出し、どの食卓にもコーディネートしやすい一品だ。
スタイリッシュな四角いフォルムの「ミニキューブ ソルト&ペッパーミルセット」は、シャープな印象のデザイン。高さは9.5cmで、使う場所を選ばないのも魅力だ。
「キャプスタン125 ペッパーミル・ソルトミル」は曲線が美しいクラシカルなシルエットが特徴だ。こちらは、それぞれ高さ9cmのコンパクトなサイズで、単品での販売となっている。
「ボタン ソルト&ペッパーミルセット」は、シリーズ最小で高さ6.5cmの手のひらサイズ。こちらはプレシジョンシステムは搭載していないが、持ち運びやすく、キャンプやバーベキューなどのアウトドアで料理の腕をふるう際に活用したい一品だ。

どのミルも本格的で、中身の量が一目瞭然なのも便利なこのアクリルミルシリーズ。特に赤身肉や熟成肉、ジビエといった食材を格別な味わいにしてくれるそうで、豪快な手料理が得意な人やこれから挑戦したい人にはうってつけのアイテムと言える。
なお、コール&メイソンからは、英王室の離宮がある古都からその名を取ったクラシックな形状の木製ミル「ウィンザーシリーズ」(各税別5,500円)も登場。このシリーズもプレシジョンシステムを搭載しており、鮮やかなホワイト、レッド、ブラックの3色から選ぶことができるなど、同ブランドの国内でのラインナップはますます充実している。

料理の面でもテーブルコーディネートの面でも素晴らしい「味付け」が期待できる老舗ブランドの多彩なミル。料理は得意でなくとも、手際よく使いこなせば、ほんの少し料理人になったような気分も味わえるだろう。長年使えるものだけに、好みのデザインやサイズ、用途などに合わせてじっくりと選びたいところだ。

Text by Fumio Miyata