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頭痛に悩む40男にオススメ! 1日2分でどこでもできる「頭痛体操」

気圧の変化などで頭痛に悩む人が特に増える梅雨の時期。数ある対策のなかでも頭痛の改善に役立ち、簡単にできるのが『頭痛体操』だという。日本頭痛学会専門医の荒木信夫さんに詳しく聞いた。

■今回のアドバイザー
埼玉医科大学教授
埼玉医科大学病院神経内科・脳卒中内科診療副部長
荒木信夫さん

日本頭痛学会専門医、日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本内科学会総合内科専門医などの資格を持つ。専門は頭痛、脳卒中、認知症、起立性低血圧などの自律神経疾患。

梅雨時の気圧変化が片頭痛、運動不足が緊張型頭痛の原因に

そもそも、なぜ梅雨の時期は頭痛に悩む人が増えるのだろうか。

荒木さん「まずその前に、頭痛には片頭痛(医学用語では『偏頭痛』ではなく『片頭痛』が正しい表記となる)と緊張型頭痛があることを理解してください。片頭痛は、発作性があり、吐き気を伴うなど、頭にズキンズキンと響く痛みが特徴です。それに対して緊張型頭痛は、頭を締めつけられるような痛みがだらだらと続き、身体を動かしても症状は重くならず、吐き気もない頭痛のことです。

梅雨の季節になると、低気圧を伴う天候の変化によって自律神経の働きが乱されて片頭痛に悩む人が増えると言われています。また、梅雨時は外出を控えて運動不足になりがちなので、首から肩にかけての筋肉が硬直し、緊張型頭痛が引き起こされる可能性も高いと言えるでしょう」

頭痛体操で首から肩にかけての筋肉をほぐして、頭痛予防・解消を促す

荒木さん「頭痛予防・解消として、ぜひオススメしたいのが『頭痛体操』です。頭痛体操とは主に首の後ろにあたる後頸筋から肩や背中にかけての僧帽筋をストレッチする運動のこと。硬くなっている筋肉を伸ばすことで頭痛予防・解消に有効で、2つの方法があります。

1.体幹をひねる後頸筋ストレッチ

荒木さん「椅子に座り、前方を見て顔を固定し、身体の中心の軸を意識しましょう。次に肘を曲げて腕を水平に保ったまま、体幹を左右にひねってください。これを1セット2分で1日4セットを目標にしましょう」

2.両肩を前後に回す僧帽筋ストレッチ

荒木さん「立った状態で、足を肩幅ぐらいに広げ、リュックサックを背負うイメージで肘を軽く曲げて両肩を前に回す運動と、同じ状態で上着を脱ぐイメージで両肩を後ろに回す運動があります。これらの動きを1セットとして、それぞれ6回行い、1日に何度も繰り返すことで徐々に効果が出てくるでしょう」

片頭痛の症状があるときは頭痛体操を控えて安静に

頭痛体操を行う上で気をつけなければならない点もあるという。

荒木さん「頭痛体操は、片頭痛、緊張型頭痛の予防に効果的ですが、片頭痛の発作時にやってしまうと、より頭痛が悪化してしまうことがあるのでやらないでください。片頭痛の症状のときは安静が一番です。そのため、頭痛の発作がないときに予防法として頭痛体操をするようにしましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「頭痛体操は繰り返し行うことで効果が上がりますので、すき間時間などに工夫しながら日常生活に取り入れてみてください」

Text by Akihiro Fukuda(Seidansha)