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- 夏の男のボディメイク特集 -

初夏に向けて死角なし! 体臭の原因を絶つ「汗腺トレーニング」とは?

これから暑くなるにつれて、男が気になるのが汗の臭いだ。しかし、心配は無用。普段から汗腺を活発化させると、ドロドロでネバネバ、ニオイの強い汗からサラサラで無臭の汗に変わるという。そのトレーニング法や効果をメンズコスメアドバイザーの野々下一美さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
メンズコスメアドバイザー
野々下一美さん

肌の色を分析するパーソナルカラリストとして活動するかたわら、美容・コスメのライターを経験。現在はザスインターナショナルを立ち上げ、男性の美容とコスメの専門家として活動する。著書に『エグゼクティブになる人の若々しい顔のつくり方』がある。

40男の汗が臭う理由は? 汗腺を鍛えることで期待される改善効果とは?

野々下さん「汗には良い汗と悪い汗があり、良い汗はほとんどが水分なのでさらっとして無臭ですが、悪い汗は老廃物としてアンモニアや尿素が多く混じりベタベタしています。この悪い汗を放置しておくと、水分のみが蒸発してそれ以外の汗の成分(乳酸、アンモニアなど)が残り、雑菌の繁殖などで起こる通常の汗の悪臭とは異なる、ミドル脂臭と呼ばれる体臭の原因となってしまいます。ミドル脂臭は主に頭頂部、後頭部、うなじなど汗をかきやすい場所から発生します。

近年、エアコンがある環境下で私たちは汗をかきにくい体質に変化して、どんどん汗腺が衰えてきています。その結果、悪い汗しかかけなくなってしまっているのです。そこで、この衰えた汗腺をトレーニングすることで、良い汗を出す体質に改善することができます」

高温と低温のセット入浴&ウォーキングで汗腺を鍛えることが可能

野々下さん「効率的に汗腺をの働きを活発化させる方法としては、まず湯船に43~44度の熱いお湯を膝の高さまで汲みます。お湯がたまったら、膝から下と肘から手先を四つん這いの恰好で10~15分浸します。その後、湯船にお湯と水を足して、36度程度のぬるいお湯に10~15分浸かってください。お湯から出たあとは、カラダの水分を拭きとり、エアコンの効いてない場所で服を着ずに汗を出して自然乾燥させます。こうすることで、徐々に衰えた汗腺が“鍛えられる”のです。

もし、いちいち湯船にお湯・水を足したりするのが面倒くさいという人は、ウォーキングなど有酸素運動が良いでしょう。1回のウォーキング時間を20~30分に設定し、穏やかに体温を上昇させて汗をかきます」

アルコール成分を含まない制汗シートを選ぶことも体臭を防ぐ秘訣!?

野々下さん「外出先で汗が止まらないときの対策として、制汗シートがおすすめです。ただし、シートを選ぶ際、アルコール成分が含まれているものはNG。汗は液体から気体になるとき熱を発しますが、この気化熱によってアルコールは肌から水分を奪うので、肌を荒らしてしまう可能性があります。エタノール、アルコールなどの表記がない制汗シートを選びましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「スメルハラスメントにならないために、良い汗をかきましょう」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)