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銀座に誕生した新たなランドマーク“GINZA SIX”注目ポイント

2017年4月20日、ファッションや本、食など241の店舗が集まる大規模複合施設「GINZA SIX」がついにオープンした。間口約115メートル、奥行き約100メートル、延床面積は148,700平方メートルという銀座エリア最大級の複合施設は、早くもランドマーク的存在となっている。

銀座の一等地に出現した、“美”が溢れる圧倒的空間

銀座6丁目に完成したGINZA SIX。中央通りに面して建っていた松坂屋銀座店があったエリアとその裏、あづま通りと三原通りに挟まれたエリアという2街区に建設され、ビルの1階部分の真ん中をあずま通りが走っている。なかなか大きな土地を確保しづらい銀座にこれほど広い空間を有しているのは、この特殊な立地にあるのだ。基本設計と外観デザインはニューヨーク近代美術館を手掛けた建築家谷口吉生氏が担当しており、そのファサードは日本の伝統である「ひさし」と「のれん」をイメージしているという。

銀座4丁目の交差点から新橋方向へ向かうと、存在感のあるGINZA SIXが見えてくる。1階には世界有数のハイブランドのショップが並び、これらは旗艦店として店を構え、複数のフロアを有するショップもあるという。中央通りに面した側が、ハイブランドが集まるエリアとなる。中央通り側からあづま通りを渡ったエリアには、各国語に対応した観光案内と様々なお土産が手に入るツーリストサービスセンター「TERMINAL GINZA」や観光バス乗降所があり、近年増え続ける銀座への外国人観光客の対応も万全となっている。
そこから2階へと上がると、中央が5階まで吹き抜けとなったアトリウムが目を引く。この場所を中心に、5階までファッションやライフスタイルのショップがずらりと揃っている。またオープンから2018年2月25日まで、アトリウムには前衛芸術家 草間彌生氏の新作インスタレーション《南瓜》が展開され、人々を出迎えてくれる。これは森美術館が監修を行う商業空間とパブリックアートのコラボレーションであり、GINZA SIXの各所には様々なアーティストによる作品が展示されている。
草間彌生 ≪南瓜≫  (C)YAYOI KUSAMA

ファッション、グルメ、アートをゆったり楽しめる

吹き抜けの上の6階にはアートを中心とした品揃えが特色の銀座 蔦屋書店、日本の食を楽しめるフルサービス型のフードホール「銀座大食堂」と名店揃いのレストラン、カフェなどが集っている(ちなみにカフェが多くのフロアに併設されているのもGINZA SIXの特徴だ)。また13階にもレストランがあり、こちらには結婚式を行えるラウンジ「THE GRAND GINZA」も備えている。また屋上には植生豊かなGINZA SIXガーデンが広がり、東京タワーや東京スカイツリー、レインボーブリッジなどが一望できる。
これだけではない。地下3階には渋谷・松濤から移転した観世能楽堂があり、地下2階には東京初出店も多い甘味やお弁当、ワインなどが手に入る「フーズ」、地下1階はあらゆるコスメが揃う「ビューティー」のフロアがある。さらに7階から13階一部には大規模なオフィスフロア、そして地下4階には駐車場を完備している。
地下鉄銀座駅から地下で直結する地下連絡通路も完成予定というGINZA SIX。フランス人デザイナーのグエナエル・ニコラ氏が手がけた商業施設共用部のインテリアデザインは、館内を回遊することが楽しくなる作りになっているので、訪れた大人がゆったりとファッション、グルメ、アートなどを楽しめる上質な時間を満喫できる。

銀座という街に新しい歴史を刻むGINZA SIX、今後どんな驚きを与えてくれるのか楽しみだ。

Text by Tamotsu Narita