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「痛風」予防に最適の食材はこれ! 尿酸値を抑える「もずく」の実力

男性に多い病気の痛風は、過食による尿酸値の上昇が原因のひとつ。この尿酸値の上昇を抑え、痛風予防に効果があるとされているのがもずくだ。その効能、効果的な摂取法について管理栄養士に聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士
金子あきこさん

不動産関係のOLを経て、給食委託会社に10年以上勤務。現在は管理栄養士として、栄養相談やコラム執筆、セミナー開催、レシピ提供、幼稚園や福祉施設などで4万食以上の献立作成に携わる。テレビや雑誌などのメディアにも多数出演。

もずくに多く含まれる「フコダイン」が痛風の発作原因の尿酸値の上昇を抑える

金子さん「もずくは海藻のなかでも食物繊維のフコダインが多く含まれています。このフコダインには尿をアルカリ性に近づける働きがあります。尿がアルカリ性に変わると排泄時に体内の尿酸が溶けるので、痛風の発作原因の尿酸値を下げる効果が期待できるのです。

フコダインは、ほかにもコレステロールの低下など、肥満予防の効果、さらに糖質の吸収を緩やかにする働きがあるので、糖尿病の予防効果もあるとされています」

一番効果的なのは、フコダインに加えてクエン酸との相乗効果も期待できる「もずく酢」

金子さん「痛風の原因のひとつに、お酒の飲み過ぎがあるといわれます。酒量を抑えつつ、もずくに含まれるフコダインを効率的に摂取するなら、つまみとしてもずく酢を食べるのが効果的です。

酢は肥満の予防にも効果がありますから、もずくと合わせて食べることで、痛風を根本から予防できます。酢の物が苦手な人でも、もずく酢を大根おろしにかけたり、サラダと和えたりすれば無理せず摂取することができるでしょう。また、市販されている乾燥もずくをみそ汁に入れて食べるのも手軽でおいしいので、オススメです」

吸収率を高めるポイントは「もずくをよく咀嚼する」「事前に温かいものを食べる」

金子さん「もずくを摂る際のポイントは、よく噛んで食べること。もずくはぬめりがあるので咀嚼しにくい食べ物ですが、よく噛まずに食べると胃腸がしっかり働かないまま消化してしまい、吸収率が下がるので、注意しましょう。

また、しっかり咀嚼することに加え、温かいものを食べて胃腸を動かしたうえでもずくを食べれば、より吸収率が上がり、効率的にフコダインを体内に取り込むことができます」

最後にアドバイザーからひと言

「もずくは痛風対策に最適の食材です。暴飲暴食しがちな人は、ぜひ食生活に取り入れてみてください」

Text by Akihiro Fukuda(Seidansha)