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【ニューエラ×岡本太郎】最終章で近鉄の復刻モデル登場

2017年2月に第一弾、3月には第二弾が発表され、人気を集めているニューエラと岡本太郎によるコラボコレクション。その最終章となるシリーズ第三弾のアイテムが4月6日に発売された。岡本太郎がロゴデザインを手がけたことで知られる大阪近鉄バファローズの復刻モデルなど、9つのアイテムが登場している。

千葉茂監督の依頼で誕生したおなじみのロゴがニューエラのキャップで復活

数々の世界的なアーティストとコラボレーションを実施してきたニューエラが、奇才・岡本太郎とのコラボレーションを実現したこのコレクション。岡本の世界観にインスパイアされたアイテムを今年2月から立て続けに発表しており、第一弾では「太陽の塔」、第二弾では「天空に我あり」や「風」がフィーチャーされた。そして、シリーズ最終章となる第三弾では、岡本によるロゴデザインで知られるプロ野球・大阪近鉄バファローズの復刻アイテムやシグニチャーが用いられたアイテムなど、全9種類がお目見えしている。

昭和に少年時代を過ごした大人達にとって、やはり気になるのは近鉄のキャップだろう。猛牛軍団の誕生から球団消滅まで親しまれたロゴを用いたキャップが、MLBの公式選手用キャップ唯一のオフィシャルサプライヤーとしても知られるニューエラによって蘇るのだ。

ツノマークとも猛牛マークとも呼ばれる近鉄の球団ロゴはもともと、1959年シーズンから監督の座に就くことになった千葉茂が、親交のあった岡本にデザインを依頼して誕生した。猛牛の異名をとった千葉の監督就任とともに、球団の愛称も公募によってパールスからバファローへと変更(62年からバファローズに)。猛牛がモチーフになったロゴもそれに合わせてデザインされた。

手書きサインをフィーチャーしたキャップも見逃せない

近鉄のロゴを用いたキャップは、全部で5種類が登場。なかでも注目なのが、ニューエラが誇る名作モデルである「59FIFTY(R)」に、三色カラーのデザインを復刻した「59FIFTY(R) NPBクラシック 大阪近鉄バファローズ」だ。

猛牛ロゴが存在感十分なトリコロールカラーのキャップが採用されたのは78年後期シーズンのことで、翌79年には、球団創設30年目にして初めてパシフィック・リーグ制覇を達成する。この帽子は、その後、藤井寺球場が本拠地の役目を終えた96年まで採用され、プロ野球ファンには近鉄の帽子としてもっとも馴染み深いものと言えるだろう。

なお、「59FIFTY(R)」の近鉄キャップは全部で3種類。97年の本拠地大阪ドーム移転後からいてまえ打線で4度目のリーグ優勝を果たした2001年を経て、04年の球団消滅まで採用されたネイビー基調のキャップ「59FIFTY(R) NPBクラシック 大阪近鉄バファローズ ネイビー × ホワイト/ラディアントレッド」もある。
トラッカーキャップ「9FIFTY™ Trucker」にロゴをデザンしたものも、配色が異なる2種類が発売されている。なお、サイズは「59FIFTY(R)」が7インチから8インチまでの全9段階、「9FIFTY™ Trucker」はアジャスター付きでワンサイズでの展開となっている。
また、かわいいキャップキーホルダーもあり、こちらはトリコロールカラーのデザイン。野球ファンは帽子と同様に気になるアイテムなのではないだろうか。
近鉄のアイテム群とともに発売された、岡本太郎の手書きサインをフィーチャーした「59FIFTY(R)」も見逃せないアイテム。パネルをまたぐように、彼が作品に記したシグニチャーが刺繍でデザインされており、ネイビー×ホワイト、ブラック×メタリックブラックパール、ブラック×ホワイトの3種類がラインナップされている。

「59FIFTY(R)」をはじめとしたニューエラを代表するモデルに岡本の世界観が反映され、3ヶ月にわたって発表されてきた今回のコラボコレクション。彼の作品が時代を超えて愛されるように、懐かしさがありつつ現代のファッションアイテムとしても魅力的で、第三弾で最終章となるのが惜しまれる。人気のアイテムは即完売となるそうなので、早めに手に入れておきたいところだ。

Text by Fumio Miyata