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- 40代のアク抜きダイエットテク -

寝るときの姿勢が腰痛を悪化させる? 改善に役立つ理想の寝方とは??

働き盛りの40代男性の中には、腰の痛さで目を覚ますという人も多いはず。その原因は寝るときの姿勢にあるかもしれない。体型や腰痛の種類によって異なるという、腰を傷めない寝方について整形外科医でカイロプラクターの竹谷内康修さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
整形外科医
竹谷内康修さん

竹谷内医院 院長。専門分野は、カイロプラクティックによる手技療法、整形外科全般。テレビ・雑誌など各種メディア出演多数。近著は『脊柱管狭窄症は腰をまるめて自分で治す!』(宝島社)。

こんな人はうつ伏せ、仰向け、横向きの寝方に注意

竹谷内さん「腰痛を患っている人の中には、寝るときの姿勢が原因で腰痛を悪化させてしまう人も多いようです。とはいえ『腰痛に良い寝方』が決まっているわけではなく、その人の体型や腰の状態によって、注意するべきポイントは違ってきます。

たとえば、背筋が後ろに傾倒している『反り腰』の人にとって仰向けで寝るのは良くありません。腰が浮いて支えのない状態が続くため、腰痛を悪化させる可能性があるのです。一方、腰痛の原因で最近増加している、腰から足にかけて痛みが伴う『腰部脊柱管狭窄症』の場合、腰が反った状態になるうつ伏せ寝は良くありません。また『腰椎椎間板ヘルニア』の人は、横向きで寝ていると腰椎を十分に支えられず、たわんだりしなったりして神経を圧迫し、足腰に痛みやしびれが出る危険性もあります」

寝返りで腰を痛めないために

竹谷内さん「寝返りで腰痛を悪化させてしまう人も多いようです。質のいい睡眠をとれているときには寝返りが少ないものですが、仕事の疲労やストレスが多いと、睡眠の質も下がるため必然的に寝返りが多くなります。働き盛りの40代男性は、寝返りにも注意すべきといえるでしょう。

寝返りで腰を痛めないために気を付けたいポイントは2つ。ひとつめは、自分のカラダに合うマットレスや敷布団を選ぶこと。一般的に硬いマットレスはカラダが柔らかければ大丈夫ですが、硬い人には合いません。2つ目は、寝室の環境。寝苦しいとその分だけ寝返りが多くなるので、部屋の温度と湿度管理に十分注意してください」

それでも腰痛がツライ人は睡眠前後にストレッチ

竹谷内さん「就寝時の腰痛が気になる人には、睡眠前後のストレッチがオススメです。代表的なストレッチ法2つを紹介しましょう。まずは『猫のポーズ』。床に手をついて四つん這いになり、胸をゆっくり床に下ろします。このとき、おしりの高さはキープしたままで、猫の伸びをイメージしてください。胸が床についた状態で、背中から腰を反らすように伸ばし、腕は肘を曲げて頭の横におきます。このとき顔を左右向きやすい方に回してください。

腰を反らす動作がツライ人は『膝抱え体操』を試してください。仰向け寝の状態で、膝を両手で抱えて胸に近づけ、腰が丸まるように両膝をしっかり引き寄せます。このときお尻の下に座布団や枕を敷くと、楽に腰を丸められます」

最後にアドバイザーからひと言

「人はなぜ寝返りをするのか、どの寝方が自分にとって楽なのかを知りましょう」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)