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- 40代のアク抜きダイエットテク -

バラとヒレで差が出る!? ビタミンB群豊富な豚肉のダイエット効果とは?

肉の中でも特にビタミンB群を豊富に含んでいる豚肉は、実はダイエットの援けにもなる食材。とはいえ部位によって、その効果が異なる点に注意が必要という。詳しい話を管理栄養士の川村郁子さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
管理栄養士
川村郁子さん

自身が太っていたことがきっかけで食に興味を持ち管理栄養士に。病院栄養士を経験後、独立。現在は栄養専門学校やラジオパーソナリティ、セミナーなど「楽しむ食」をモットーに“食育子さん”として活動している。

豚肉の部位によってビタミンB1の含有量は変わる!

川村さん「豚肉は、身体の代謝に関わるビタミンB群を手軽に摂ることができる食材です。特にビタミンB1が多く含まれているのが特徴。ビタミンB1は、糖質の代謝を促す働きがあるので、代謝が落ちてきた中年層の方には、ぜひ意識的に摂取して頂きたいビタミンといえるでしょう。また、お酒が好きな方、甘いものが好きな方もビタミンB群を消耗しやすいので、豚肉で積極的に補うことをオススメします。

ここで注意して頂きたいのが、豚肉の部位によってビタミンB群の含有量が変わることです。バラよりモモ、モモよりヒレのほうがビタミンB1を多く含んでいます。脂身が多い部位よりも、赤身の多い部位のほうが脂肪燃焼効果を期待できるということです。たとえば脂肪燃焼をしたいのなら、ヒレ肉が最も適しているといえるでしょう。ヒレ肉の場合、100gあたり、1.32mgのビタミンB1が含まれています(出典は日本食品成分表2015版(七訂))」

栄養をしっかり摂りたいなら、野菜を入れたスープがオススメ

川村さん「ビタミンB群は、水溶性のビタミンであるため、加熱調理などで多少流出してしまいます。しかし、豚肉は衛生の観点から、しっかり加熱をする必要がある食材です。

そのため、豚肉からビタミンB群をしっかり摂りたいなら、汁ごと食べられるような豚汁などのスープや、カレーなどがおススメです。トマトやキャベツ、きのこ、豆類など、ほかの食材もたっぷり加えることで、豚肉に含まれるビタミンB群の働きをより高める効果が期待できるでしょう」

どうしてもヒレカツが食べたいときは、プラスアルファであの野菜を加える

川村さん「絶対にダメというわけではありませんが、“揚げる”という調理法はあまりオススメできません。せっかく豚肉でビタミンB群を摂取して糖質や脂質の代謝を上げても、揚げてしまうことでさらに脂質を摂取してしまうからです。

なるべくあっさりとした調理法で、消化に優しい形で食べるのがベターです。どうしてもヒレカツを食べたいというときは、生のキャベツをたっぷり食べて、消化を促進すると良いでしょう」

最後にアドバイザーからひと言

「ほかの食品からもビタミンをとることも考え、豚肉は一日あたり50~100gを摂取の目安としてください」

Text by Miku Nakamura(Seidansha)