Sports runners and a bottle of water on grey
- 青山剛コーチに聞く!40代から始めるトライアスロンメソッド -

【トライアスロン】トレーニングに必要なお勧めアイテムとは?

水泳・自転車・ランの3種目を連続して行うスポーツ「トライアスロン」。水泳ではウェットスーツ、自転車ではスポーツバイク、ランではランニングシューズなど、数々のアイテムを必要とするこの競技。初心者が押さえておくべきマストなアイテムの選び方について、トライアスロンのプロフェッショナル・コーチである青山剛さんに教えてもらった。

■今回のアドバイザー
トライアスロン
プロフェッショナル・コーチ
青山 剛(あおやま たけし)

トライアスロンのプロ選手から、長年の目標であったコーチへ転身し、オリンピック選手を輩出。現在は競技者だけはなく、子どもから初心者などへのトライアスロン、ランニング、また、他競技、分野へのクロストレーニング指導も行っている。パーソナルコーチングシステム「TeamAOYAMA」をはじめ、全国各地でセミナー、講演、教室を開催中。書籍、DVDのなど著作多数。

アイテム選びもトライアスロンの楽しみの1つ

青山さん「3種類の競技を組み合わせるトライアスロンでは、必要となるアイテムも他のスポーツに比べて多め。特にウェアはトレーニング時と大会時では別のものを着用することもあります。これからトライアスロンを始めるという人は、以下のアイテムは揃えるようにしましょう。

【トレーニングで必要なアイテム】
・スイム用の水着、ゴーグル、キャップ
・バイク用のウエア、バイク一式、ヘルメット、バイクシューズ、サングラス、グローブ
・ラン用のウエア、ランニングシューズ、キャップ

【大会出場時に必要なアイテム】
・トライアスロンウエア
・レースナンバーベルト
・スイム用のウェットスーツ、ゴーグル、キャップ
・バイク用のバイク一式、ヘルメット、バイクシューズ
・ラン用のランニングシューズ

最近では、レンタルできるバイクやウェットスーツもあります」

背伸びせず、今の自分にフィットするアイテムを選ぼう

青山さん「アイテムをレンタルせずに購入するという場合は、トライアスロンの初心者の方は、はじめは大会用のアイテムは選ばないようにしましょう。まずは3種目それぞれのきちんとしたトレーニング用のアイテムを準備して、トレーニングから開始してください。

格好がいいからといって、高価なタイムトライアルバイクなど初心者が買っても『猫に小判』状態。事故のリスクだけが高まります。専門店に足を運んで自分の体とレベルに合ったアイテムを選び、愛着をもって丁寧にメンテナンスを行いつづけることが大切です」

経験を積むうちにプラスαのアイテムの選び方が分かってくる

青山さん「マストアイテムとまではいきませんが、あるとちょっと便利なのが時計とサングラスです。時計は3種目ともタイムを測るのに必要ですし、心拍計が付いたモデルならばより効率的にトレーニングが進められます。

サングラスは、ランとバイクでは持っておきたいアイテム。トライアスロン大会はだいたい春、夏、秋と紫外線が強い季節に開催されますので、大会でも役に立ちます。また、バイクパンツやウェットスーツの肌がこすれる部分にワセリンを塗っておくと摩擦を防いでくれたり、ランシューズの靴ひもをゴムひもに換えておくと、足に適度なフィット感が出たり、バイクからランへのトランジット(乗り換え)の時間を軽減してくれます。このように、実際にトライアスロンを続けていく上で様々な工夫も産まれてくることと思います」

最後にアドバイザーからひと言

「『形から入る』という人も、見た目だけ重視するのは禁物。専門家のアドバイスを仰ぎ、自分に合った道具でトライアスロンを初めて下さい」

text by Takumi Arisugawa