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- 恋に効く心理学テクニック -

【心理学】結婚の時期は親に似る!?

年齢を重ねるごとに「あなたもそろそろ落ち着いたら?」と親からいわれてしまうのは、決して女性だけではない。晩婚化が進む昨今、結婚に関するプレッシャーに悩まされている男子は、意外と少なくないのではないか。でも、こればかりは相手も必要で、自分の一存だけではどうすることもできない。結婚を望んでいるのに相手に恵まれない人だって大勢いるはずだし、周囲からプレッシャーを受けるほど、なんだか惨めな気分になったりして…。

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

恋愛や性的なことに関する志向=親ゆずり?

内藤先生「あまり気にしない方がいいですよ。そもそも恋愛や性的なことに関する志向というのは、親ゆずりの一面があることを示すデータもありますから」

これが、内藤先生からのアドバイスだ。

内藤先生「米・南フロリダ大学の心理学者カレン・ペリーン氏が、中学1年生の男女約1200人を対象に『今、子どもを作りたいと思いますか?』と質問し、回答をまとめているんです。これは性的な関心の早熟度を調査したものですが、ペリーン氏はそれと同時に、中学生たちの母親の初産年齢も調べています。その結果、イエスと答えた人の母親の初産が平均20.2歳なのに対して、ノーと答えた人の母親は22.5歳であることが判明したんです」

中学生を相手にこんなアンケートを取る大胆さはいかにもアメリカ的だが、この結果が意味するのは、早熟な子どもはその親もまた早熟な傾向がある、ということだ。

内藤先生「これにかぎらず、同じような傾向を示す心理学データは他にも見受けられます。無意識であっても、やはり親というのは重要なみちしるべになりますから、影響を受けるのは当然でしょうね。ですから、もし両親が晩婚なら、なかなか結婚のチャンスがつかめなかったとしても、『親が親だから仕方ない』と悩まず気楽に考えた方がいいですよ」

逆に、「親の結婚年齢をチェックすれば、自分が結婚する時期を知るひとつの目安になるかも」と内藤先生は語る。もちろん、時代背景や家庭以外の環境に左右される部分も大きいので一概にはいえないが、なかなか相手が見つからなくて焦っている人にとっては、ひとつの気休めになるかも?
Text by Satoru Tomokiyo