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- 40代のアク抜きダイエットテク -

肩こり解消にも効果? 「ホットレモネード」で芯から身体を温める!

疲労回復に効果的な果物として知られるレモンだが、温めて飲むことにより、肩こりを解消するなどさらなる効果が期待できるという。疲れやすいビジネスマンをサポートするホットレモネードについて医師の倉田大輔氏に聞いた。

■今回のアドバイザー
医師 池袋さくらクリニック院長
倉田大輔さん

日本大学医学部卒業。2006年東京都保健医療公社(旧都立)大久保病院にて公的病院初の「お肌の若返り・アンチエイジング外来」を創設。2007年「池袋さくらクリニック」を開院。日本初の打つ「甘酒点滴」や「カカオ点滴」を開発・監修。テレビ、ラジオ、セミナー等で「アンチエイジング医療」や「歴史に学ぶアンチエイジング・健康」に関する講演も行っている。

昔は薬として使われていたレモン?

倉田さん「レモンはインドのヒマラヤ西部が原産で、アメリカ、イタリア、スペインなどが主産地です。十字軍遠征の時に、ビタミンC不足から発症する『壊血病(かいけつびょう)』予防に積み荷に入れていたと伝わります。医学が発展していなかった時代には薬としての効果を期待されていたようです。日本には明治時代初期に伝わり、国産レモンの栽培は「広島県呉市」が発祥とされています」

ホットレモネードにすることで、肩こり解消にも効果あり?

倉田さん「レモンに含まれるクエン酸は疲労回復に加え、肝臓での脂肪代謝を高める効果が期待できます。身体のだるさや疲れは、乳酸が体内に溜まることが原因となります。体内に乳酸が増えて酸性に傾いた血液をアルカリ性のクエン酸がアルカリ側に戻し、体内のpHを調整することで、疲労回復に効果をもたらすことが医学実験でも明らかになっています。

さらに食物繊維であるペクチンが含まれているため、血糖値の急激な上昇を抑える役にも立ちます。身体は食べ物を食べると血糖値が上昇し、その血糖値を抑える為にインスリン・ホルモンが分泌されます。インスリンは糖分を優先的にエネルギーとして使い、余った糖分は脂肪細胞に貯め込む働きを持ちます。レモンに含まれるペクチンにより血糖値の上昇が緩やかになり、結果的にインスリンが大量に分泌されず、脂肪も貯めにくくなります。これらの効能から、レモンは美容やダイエットにいい果物と言えるでしょう。

レモンに豊富に含まれているビタミンCは、ストレスにより体内で消耗されるので、特にストレスの多い方は積極的に摂ることをオススメします。レモンの爽やかな香りには気分のリフレッシュや、イライラを抑え、集中力を高める効果があります。加えて、ホットレモネードにして飲用することで身体が温まって血流が良くなるので、肩こりに悩む方にも効果が期待できるでしょう」

実は自宅で簡単に作れるホットレモネード!ワイン入りもおすすめ

倉田さん「ホットレモネードの作り方は簡単なので、忙しいビジネスマンでも心配いりません。カップに、はちみつとお湯を入れ、好みで砂糖、あとはレモン果汁を混ぜるだけです。さらにレモンをスライスしたものを入れると、よりレモンの酸味を感じられ身体も温まるでしょう。酸っぱさが苦手な人も、蜂蜜の入ったレモネードなら飲みやすいと感じるはずです。レモンのリフレッシュ効果や集中力を高める効果を発揮させるためにも、仕事に行く前や仕事中に飲むとよいでしょう。さらに運動をされる方は運動の前後に飲むとレモンの疲労回復効果が発揮されるので、おススメです。

またレモンは他の食材と組み合わせることで、より旨味が引き立つ果物。たとえばジンジャーやミルク、オレンジリキュールなどをプラスしても味にバリエーションが出て楽しめます。私のオススメは、ワイン入りのホットレレモネード。身体も温まりますし深いコクのあるドリンクになるので、帰宅後の一杯としても最適です」

レモンに含まれるビタミンCは酸化と熱に注意!

「レモンに含まれるビタミンCは空気に触れると酸化しやすいので、切った物は、早めに使いましょう。さらにビタミンCは熱に弱いので、『ホットレモネード』を作る時は煮立てないこと。自家製ではなく市販レモネード製品の場合、糖分が多くカロリーが高い物もあるので、飲み過ぎには注意してください」

最後にアドバイザーからひと言

「朝の一杯をレモネードに変えるだけで、1日目覚めよく、元気に活動できると思いますよ」
Text by Akeno Kataoka(Seidansha)