【男の隠れ家】広大な森に包まれて過ごすひとりの時間 温泉山荘 だいこんの花
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【男の隠れ家】広大な森に包まれて過ごすひとりの時間 温泉山荘 だいこんの花

ひとり旅の贅沢とは…
・大人だけの空間でひとり静かに過ごせる
・無料で利用できる4カ所の貸切露天風呂
・熔岩石を使った「熔岩浴」の利用も無料

自家栽培の野菜の美味と離れ客室の静けさに浸る

広い窓を設けた開放感のあるダイニング。12歳未満は宿泊不可なので実に静かな環境だ。
江戸時代から蔵王権現への信仰登山の基地や湯治場として賑わった遠刈田温泉。その一角にあって、里山の豊かさを存分に満喫できる宿が「だいこんの花」である。立地は温泉街中心部から蔵王エコーライン方向へと進んだあたり。奥へと広がる敷地の森にまず驚かされる。

約1万坪の自然林の中に点在するのは全室離れの18客室や、4つの貸切露天風呂、大風呂、サロンやコテージ。宿を囲む木々の緑や足元の野の花もすがすがしい。

母屋の囲炉裏端でチェックインを終えたら、さっそく部屋に向かおう。客室は全て、それぞれに趣が違う造り。無垢材をふんだんに使った気持ちのいい部屋で、ひとり静かな時間を過ごせそうな期待が膨らむ。金山杉で組んだ高い梁が見事で、14室はかけ流しの露天風呂も付いている。冷蔵庫からビールを取り出し、外の景色に目をやる。この心地良い空間でひとり過ごせる喜びが満ちてくる。部屋には気の利いた文机も備えており、ここで手紙などしたためるのも良さそうだ。
【上】2013年に完成した「どんぐりコテージ」では、蔵王の熔岩を使った熔岩浴が無料で楽しめる。ウェアやタオルもあるので手ぶらでOK。薪ストーブが燃えるラウンジもある。【右】母屋と客室や大風呂などの施設は、オープンな外廊下でつながっている。行き来するたびに目に入るのは周囲の緑。気持ちの良い森林の香りが漂い、時には野生のリスの姿も。【左】どの客室も寝心地抜群のシモンズ社製ベッドを使用。過剰なサービスは控えており、室内にスタッフが入ってくることもない。写真はメゾネットタイプ「えぼし岳」の2階部。
貸切露天風呂は全て無料。予約も要らず、空いていれば入れるというシンプルなシステムだ。木道を歩いて「通り雨」と「雪待ち」の2つの露天に行ってみれば、どちらも野趣あふれる野天の風情。穏やかで肌触りのいい湯に浸かれば、木立の向こうから蔵王の「お釜」を水源とするにごり川のせせらぎが聞こえ、枝を走るリスの姿も目を楽しませる。
大風呂をはじめ温泉は全て源泉かけ流し。満天の星を眺める夜の入浴もいい。
ひとり旅プランの夕食は半個室のダイニングで供される。敷地内の自家農園や地元農家で育てた新鮮野菜が主役の「高原摘み取り八菜料理」。新タマネギや新キャベツ、トマト、山菜などひとつひとつがなんとも滋味深い。もちろん和牛や魚も十分に満足できる量が出てくる。食後にロビーに足を運べば、自由に飲めるデザートワインが置かれている。キャンドルの灯りのもと、ライブラリーの本をめくりながら静かにグラスを傾けるのは至福のひとりの時間だ。
夕食は月替わり。和をベースに、洋のテイストを取り入れている。ひと皿ごとに季節の野菜もふんだんだ。
夕食後、再び露天風呂や部屋付露天、「どんぐりコテージ」での熔岩浴などハシゴすれば、夜はあっという間に更けていく。小腹が空いたら「小とりサロン」に用意されている夜食をつまむのもいい。

鳥のさえずりで目覚めた朝は、また野菜たっぷりの朝食が待っている。搾りたてのトマトジュースで体に喝を入れたら、そのまま露天風呂に回ろうか。ひとりで過ごす森の時間はゆっくりと流れていく。
朝は和食膳に加え、各種飲み物・サラダ・スープ・ヨーグルトなどを自由に。トマトジュースは必ずいただきたい。

気ままに優雅な一人旅プラン

1泊2食付き3万9000円~(平日宿泊限定)。ホームページ限定で、ひとり旅プランに限り通常価格よりも4000円も割安な優待日の設定もあるのでチェックを。
支配人・渡辺千尋さん「雄大な蔵王連峰の麓に広がる自然林の中で、貸切露天の湯巡りをぜひゆったりとお楽しみください」

店舗情報
おんせんさんそう だいこんのはな

住 所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉北山21-7
電 話:0224-34-1155
カード:使用可
客室数:18室
チェックイン・アウト:15:00・11:00
風 呂:大風呂(内湯・露天)男女各1、貸切露天風呂4
泉 質:ナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉・低張性中性高温泉
駐車場:18台
アクセス:(電車)東北新幹線「白石蔵王駅」よりバスで50分。または事前予約制の送迎乗合タクシーあり。片道一人1000円。
     (車)東北自動車道「白石IC」より30分