メサデフェリース01
- 40男、至高のグルメガイド -

スパニッシュビストロで乾杯! バルセロナ発・絶品樽生ビール 本郷「メサデフェリース」

文豪の街・本郷に建つ「メサデフェリース」は、夜な夜な働き盛りの大人の男たちが集まるスパニッシュビストロだ。レストランほど気取らず心地よく、メニューは気さくなバルよりもワンランク上。さらに、ここでしか味わえない、日本初上陸のスペイン・バルセロナ産の樽生ビールも用意しているという。「特別な時間」を提供してくれるこの店は、オヤジたちの「お気に入り」に入れておくべき注目店である。

お一人様からグループまで。楽しみ方は自由自在

「ニューヨークでよく通ったレストランを参考にした」という天井高の店内は広々としていて、スペインで買い付けた絵や小物も並びスタイリッシュな雰囲気。入ってすぐに目に入る、パキラの木がある広いテーブルは、お一人様でも気兼ねなく過ごせる癒し系スペースだ。
奥にはオープンキッチンのライブ感も伝わる、テーブル席。ソファー席には、ボックス席もあるので、歓送迎会など大人数の集まりにも重宝しそう。週末は家族づれが多いというのも、閑静な住宅街もある本郷ならでは。

日本初上陸の「モリッツ エピドール」に最高のシャルキュトリー

ここで必ずオーダーしたいのは、樽生で提供されるスペインビール「モリッツ」(980円・写真左)。同店によれば、「モリッツは、苦味が少なく、飲みやすいのが特徴。温泉で有名なバルセロナ近郊の街の、ミネラル豊富な水や独自の酵母を使用しています。ビールがあまり得意でない人にも受け入れられる優しい風味と言えます」とのこと。
直接スペインに渡り、買い付け交渉をしたという樽生「モリッツ エピドール」(980円・写真右)は昨年12月に日本初上陸したアンバーエールタイプのビール。アルコール度数は7.2度と少し高めで、濃厚でコクのある味わいが魅力だ。
最初の一杯と共にチョイスしたいのが、本場スペイン産の素材にこだわった「スペインのシャルキュトリー」(1980円)。ハモン・セラーノ、イベリコ豚のサラミ4種、イベリコ豚のレバーパテ、豚のリエットと大満足のラインナップは、樽生モリッツとの相性もいい。メニューにはないが、オーダーすればハーフサイズ(990円)でも提供してくれるのがおひとり様には嬉しいところ。

ここでは、「海の幸シャルキュトリー」(1980円)も用意されていて、紅ダラのカラスミ、マグロのジャーキー、自家製のツナ、ホタテとムール貝の燻製、白身魚のブランダードと、酒飲みを唸らせるメニューが勢揃いする。

ズワイガニとトリュフ、仔羊にオマール海老までスペイン風に

「紅ズワイガニを詰めたピキージョ」(1280円)、「トリュフとマッシュルームの黒オムレツ」(1280円)、「バスク地方の魚介の煮込み『スケ』」(1580円)など、冷菜、温菜メニューも豊富。

中でもメインディッシュにイチオシなのが、「羊がよく食べられる、スペイン・レオン州の文化を表現した」という「仔羊の饗宴 レオン」(3980円)だ。「ニュージーランドから一度も冷凍されずに届く最高品質のラムチョップ」を始め、様々な部位を素材にあった調理法でアレンジ。ボリューム満点だけどヘルシーなのが、グルメな男たちにはもってこいだろう。
シメにはぜひ「オマール海老のメロッソ」(1380円)を。メロッソとは、リゾットに近い米料理。「米に鶏の出汁で下味をつけるのがポイント」なのだとか。そこにオマール海老の旨味が加わった濃厚な風味がクセになる。
仕上げは、さっぱりとした「ボタニカルジントニック」(980円)を。「毎日こだわりのある生産者から朝摘みのフレッシュハーブを仕入れ、それを惜しみなく使用」。見た目にも鮮やかな一杯は、明日への活力となるに違いない。
デイタイムは「Bean to bar」として営業。ハンドドリップでつくる自家製の「ジングルオリジンコーヒー」(680円)と、選び抜いた高品質のカカオを使用し、チョコレートができるまでの全工程を自社で管理・製造する「テリーヌ ショコラ」(単品680円、コーヒーセット1260円)のマリアージュは甘党オヤジにはたまらない。昼も夜も楽しめる、こだわりの詰まった本郷の注目店は、お気に入りリストに入れておくべきだろう。
Text by Hiromi Onda(Listen)