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スペシャルでお得な“プラチナ版”ポルシェ『カイエンS』

ポルシェ初のSUVにして、昨今の高級SUVブームの先駆けともなった1台が、2002年にデビューした『カイエン』だ。現行型は、2010年デビューの第2世代が2014年にマイナーチェンジしたモデルとなる。これまでは8車種のグレードが存在していたが、2017年2月、新たに『カイエンS Premium Edition(プラチナエディション)』が追加された。

洗練されていながら控えめな意匠で差別化された『カイエンSプラチナエディション』

『カイエン』シリーズの「プラチナエディション」は、特別な内外装や充実装備を備えたモデルで、すでに『カイエン プラチナエディション』、『カイエンSE ハイブリッド プラチナエディション』が存在している。

今回追加された『カイエンS プラチナエディション』のベースモデルは『カイエンS』。心臓部は3.6L V型6気筒ツインターボエンジンで、最高出力309 kW (420 ps) / 6000 rpm、最大トルクは550 N・m / 1350〜4500rpm。0〜100km/hの加速は5.5秒(スポーツクロノパッケージ装着時5.4秒)、最高速度は259 km/hに達する。

この動力性能はそのままに、エクステリアでは、洗練されていながらも控えめな意匠によって『カイエンS』と差別化がされている。ひと目で分かる違いは、エクステリア同色仕上げの21インチ カイエンスポーツクラシックホイールだ。

また、エクステリアパッケージも標準装備。このパッケージは、ハイグロスブラックのスポーティなディテールが特徴で、リアのティンテッドプライバシーガラス、およびボディカラー同色塗装のホイールアーチエクステンションからなる。

ボディカラーでは、ブラックとホワイトのスタンダードボディカラーに加えて、「ジェットブラック」「マホガニー」「パープライト」「キャララホワイト」「ロジウムシルバー」の合計5つのメタリック塗装仕上げのオプションも用意された。

ベースモデル『カイエンS』との価格差45万円が安く感じられるほど充実した特別装備

インテリアも「プラチナエディション」ならではの装備が満載だ。シートには、『カイエンGTS』由来のアルカンターラ・シートセンター付8-wayレザー仕上げスポーツシートを採用。前後外側シートのヘッドレストに「ポルシェ クレスト」が冠され、フロントシートヒーターも装備されている。また、「Platinum Edition」ロゴ入りドアエントリーガードも、特別感を演出してくれる。

インフォテイメントシステムには、「PCM(オンラインナビゲーションを含むポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム)」、Apple CarPlayやポルシェ コネクト アプリなどのサービスが利用できる「コネクトプラス」、さらに「BOSEサラウンドサウンドシステム」が標準装備された。

そのほかの機能面では、近距離や遠方、横方向の照射を最適化し、路面を明るく照らすPDLS(ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム)搭載のヘッドライト、車速感応のパワーステアリング・プラス、駐車の利便性と安全性を高めパークアシストを搭載している。
『カイエンS プラチナエディション』の車両本体価格は1217万円(消費税込み)。一方、『カイエンS』は1172万円(消費税込み)。その差は45万円となっている。

しかし、「PDLS(ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム)内蔵バイキセノンヘッドライト」は、オプションで16万3000円、「BOSEサラウンドサウンドシステム」は24万6000円、「コネクトプラス」は18万4000円、「ボディ同色のホイールアートエクステンション」は17万1000円だ。これだけでも、軽く差額分の元が取れている。

なにより、ボディカラーを含めて、特別なカイエンであることは、お金には換えられない価値だ。スペシャルでエレガントな『カイエン』、大人が選ぶのにピッタリな1台だろう。
Text by Tsukasa Sasabayashi