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タイピング疲れや腱鞘炎対策に効果的! 正しい指のストレッチ法

パソコンの使い過ぎで手指の疲労に悩むビジネスマンは多い。その状態が続くと指の筋肉が硬直して腱鞘炎のリスクも高まるという。しかし、指の正しいほぐし方はあまり知られていない。整体師の荒木靖博さんに詳しく聞いた。

■今回のアドバイザー
整体師
荒木靖博さん

整体師歴15年以上。「てあて整体院」「てあて整体スクール」を運営する傍ら、心身の不必要な緊張を取り払う為の学習法「アレクサンダー・テクニーク」の教師としても活動している。

腱鞘炎になるとどうなる!? 指をポキポキならすのはNG?

荒木さん「仕事でパソコンを長時間使った後、指が痛くなったり、だるくなったりすることがありますが、それは腱鞘炎のサインかも知れません。腱鞘炎とは、腱や腱鞘を使いすぎると摩擦で炎症を起こしてしまう病気です。

腱鞘炎にならない為には指のストレッチが効果的です。よく指の関節をポキポキと鳴らす人がいますが、あれはNG。何年もやり続けると関節が少しずつ削れて変形していき、指がデコボコになってしまう恐れがあります」

ストレッチの前にまず休憩! 正しい指回りのほぐし方とは?

荒木さん「仕事中、指が疲れたと思ったらまずパソコン作業をいったん止めて3分ほど手を休めます。次にストレッチ法ですが、指を動かす筋肉は肘から手首にかけての前腕という部分と通ってつながっている為、指だけでなくもう少し広い範囲の筋肉をほぐす必要があります。

両腕を上げて、手首から先をブラブラ振り、腕を下に降ろしてブラブラします。お祈りするように両手を絡めて指を組んで、手首を右回りに回し、続いて左回りに。さらに手指を1本ずつずらして組み直していき、それぞれ同じように左右に手首を回します。それが終わったら、今度は親指を中にしてグーを作って、手首をまた左右に回します。

左腕を、手のひらを上に向けた状態で前方に伸ばし、手首を軽く下方向に反らせます。右手で左手の指先を掴み、掴んだ右手をゆっくり手前に引いて左手指をストレッチしてください。左手を前方に伸ばしたまま今度は手の甲を上に向けます。左手首を下方向に曲げ、右手で左手の甲を掴み、さっきと同じようにゆっくり手前に引いてストレッチ。この動作を反対の手でも行ないます。最後に、左肘の内側と手のひらの間にある前腕と呼ばれる部分を右手の親指でマッサージしてください。これらの動作を反対の手でも行ないます」

腱鞘炎になってしまったら即ストップ!

荒木さん「指回りストレッチは一生懸命やりすぎないことが大切。すぐに効果を得ようとして強めにやると、逆に指回りを痛めてしまいます。また、このストレッチは痛みや炎症が出る前の、あくまで予防的なものです。腱鞘炎などにかかってしまった場合は、ストレッチを止めてください。状態が良くならないようなら、整形外科を受診しましょう」

最後にアドバイザーからひと言

荒木さん「無理なく気分転換のつもりで指を伸ばしてあげてください」
Text by Mitsuo Okada(Seidansha)