pixta_25615006_S
- 40代のアク抜きダイエットテク -

40代男性は青クマに注意!? 目の下のクマは皮膚科で改善すべし

顔に出る疲れの象徴でもある目の下のクマ。実は複数の種類があり、原因も様々だという。そのためセルフケアでの解消が難しいのが実情。専門医によるクマの解消法を、銀座ケイスキンクリニック院長の慶田朋子さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
銀座ケイスキンクリニック院長
慶田朋子さん

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。平成23年にメスを使わないリバースエイジング治療をコンセプトに「美容皮膚科・銀座ケイスキンクリニック」を開設し、スキンケア、アンチエイジングケアのきめ細かいアドバイスをおこなう。

複合的な原因が考えられる目の下のクマ。セルフケアでは解消に限界も??

慶田さん「目の下のクマには大きく分けて以下の4つの種類があります。

●青グマ:喫煙、睡眠不足、運動不足、貧血などによる目の下の循環障害。冷えや疲れで血流が悪くなり、目の下が青っぽく見えるのが特徴です。

●茶グマ:皮膚の代謝が悪くなり、くすみの原因となるメラニンが増加した状態です。紫外線や皮膚炎、目のまわりのこすりすぎなどの刺激がメラニンを増やし、肌が茶色っぽくみえます。

●たるみグマ:加齢によって目の下のコラーゲン線維や顔面靭帯が劣化し、皮膚の“伸び”やたるみ、細かいシワができて陰影が目立ってしまうクマです。

●凹みグマ:目の下の陥没や凹みで見えるクマ。皮膚のヒアルロン酸や脂肪が減って皮膚が薄くなり、目の下がくぼんでしまった状態です。顔が疲れてみえるのも、凹みグマの特徴です。

このように、いずれの場合でも目の下のクマは、さまざまな原因が重なって生じることがほとんど。また、凹みグマやたるみクマは、真皮よりも深い部位で生じる老化のため、セルフケアや化粧品では改善の効果が見込みにくいと言えます。美容医療に特化した医療機関なら、賢明な方法を組み合わせて目の下の若返りを図ることが期待できます」

専門家による施術なら、それぞれの症状に合った治療法でクマを解消!

慶田さん「病院でクマを治療する場合は、様々な施術のなかからクマの症状に合った治療法を提案するケースが多いです。ここでは、40代に多い、たるみグマと凹みグマ、喫煙者に多い青グマの治療法をご紹介します。

たるみグマには、リフトアップ効果が期待できる超音波治療・ウルセラ照射の治療がオススメです。たるんだ部分に超音波を照射し、即時的にたるみを引き上げます。また、超音波エネルギーの熱によってコラーゲン線維の一部がダメージを受けますが、その後、新たなコラーゲン線維を大量に再生し、リフトアップ効果が2〜3カ月持続します。そのほか、同じく超音波を用いるソノクィーン照射や高周波を用いるスカーレットRF照射などの方法もあるので、医師に相談してみてください。

目の下がくぼんだ凹みグマは、凹み部分にヒアルロン酸を目の下に注入する治療が一般的。シワや凹みなど、ボリュームが少ない部分にヒアルロン酸製剤を注入すると、自己のヒアルロン酸と融合して自然なふくらみをもたらします。個人差はありますが、注入後、半年〜1年間効果が持続します。

青グマは、筋肉の表面にある皮膚を厚くすることで透けにくくすることができます。自身の血液中の血小板を高濃度に濃縮させた液体『PRP(多血小板血漿)』を注射し、白く太いコラーゲン線維を増やして皮膚に厚みを与え、青みを目立たなくする治療が有効です。約半年細胞の活性・再生が促すため、実感までに少し時間がかかりますが1度増えたコラーゲン線維は消えることなく、年に1〜2回の施術で状態をキープできます」

人前に出る大きなイベント直前の施術はNG! 治療は万全の体勢で受けよう

慶田さん「PRP注入やヒアルロン酸注入などの注射治療は、小さく内出血が出る場合があります。腫れは1〜3日、内出血は1週間〜10日間で消えますが、プレゼンテーションなどで人前に出る直前の施術は避けましょう。また、たるみグマの治療で用いる照射治療は1カ月ごとに2〜3回繰り返し照射する必要があります」

最後にアドバイザーからひと言

「男性の場合、クマが目立つと老けて見えるばかりか精気がない、不健康そうなどとビジネスの場でマイナスになりがち。早めのケアでエネルギッシュなデキる男の印象を保っていただきたいです」
Text by Miki Ohnuki(Seidansha)