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木星の衛星「エウロパ」にフォーカスした展覧会

「木星の月」と呼ばれる衛星「エウロパ」を特集する企画展「The Journey to EUROPA by KLOKA~木星の月・エウロパへの旅~」が、東京ドームシティの「宇宙ミュージアムTeNQ」で開催される。

生命体が存在する可能性を秘めた衛星

太陽系第5番目の惑星「木星」。太陽からの平均距離は7億7833万キロメートル、公転周期は11.86年、大きさは赤道半径で71400キロメートルと太陽系最大で、体積はなんと地球の1318倍、質量は317.83倍もある巨大な星だ。

木星には水素やヘリウムを主とした大気があり、巨大な渦「大赤斑」が特徴で、衛星はこれまでに60個以上発見されているそうだ。そのうち特に大きな4個「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」は、「地動説」を唱えたことでも知られるイタリアの物理学者・天文学者ガリレオ・ガリレイが1610年に発見したため「ガリレイ衛星」と呼ばれている。

その木星の第2衛星「エウロパ」は、近年の研究で生命体が存在する可能性すらあることがわかってきたという。そんなエウロパにフォーカスしたのが、「The Journey to EUROPA by KLOKA~木星の月・エウロパへの旅~」なのだ。

見て、触れて、体感できる「エウロパへの旅」

月よりも少し小さなエウロパの表面は、分厚い氷に覆われているそうだ。そしてその下には「海」があり、地球の深海にあるような「チムニー(熱水噴出孔)」があるといわれており、そこには生命体が存在している可能性があるという。

「The Journey to EUROPA by KLOKA~木星の月・エウロパへの旅~」では、氷の下の海中を進む探査船の覗き窓から眺めたり、海底をイメージした立体オブジェや想像上のエウロパ生物図鑑など、実際に体感しながら楽しめるような展示となっている。さらにNASAなどによって将来的には探査が行われる計画もあるエウロパだけに、展示では数百年後に人間が移住して生活しているという設定の居住空間も作られるそうだ。
※イメージスケッチ
またチケットは「宇宙ミュージアムTeNQ」の入館料も含んでいるので、企画展だけはなく、上から覗き込む直径11mの大きなサークルが4K超スクリーンになっている「シアター宙(ソラ)」や、東京大学総合研究博物館とのコラボレーションで実現した最新の情報を知ることができる「サイエンス」など、様々な角度から宇宙を楽しめる。
※イメージスケッチ
ギリシャ神話に登場する、フェニキアのテュロス王の娘であるエウロペ(欧州を意味する「ヨーロッパ」の語源でもある)から命名されたエウロパ。地球外生命体が存在する可能性を秘めた衛星の秘密、そして宇宙の神秘をじっくりと楽しんでほしい。
Text/Tamotsu Narita Photo (main) by 「エウロパ」地表イメージ (C) Walter Myers/Stocktrek Myers/amanaimages