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- 恋に効く心理学テクニック -

【心理学】男の感情は“香り”に左右される

目の前を通り過ぎた女性の“残り香”に、思わずうっとりしたことはないだろうか。女性が発するシャンプーや香水の香りというのは、どうにも男の嗅覚を惹きつけてやまないもの。逆にいえば、女性は香りを上手に駆使すれば、気になる男性の気を引くことができるのでは…?

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

良い香りは無臭に比べ3倍の効果がある!?

内藤先生「ええ、男性が香りにとても弱い生きものであるのは間違いありません。女性の皆さんが習慣のように使用している香水などは、じつは思っている以上に効果的なんですよ」

内藤先生によれば、鼻から入ってくる香りは、生理的に感情を揺さぶる効果があるのだという。現在までの研究では、主に女性よりも男性にその傾向が確認されているらしい。

内藤先生「フランスのブルターニュ大学の心理学者、ニコラス・ゲーガン氏が、こんなユニークな実験を行っています。2通りの女性のサクラを用意して、街中で見知らぬ男性の前を歩きながらわざとハンカチを落とし、10秒以内に拾ってもらえるかどうかをカウントしたんです。2通りのサクラとは、香水を付けた女性と、香水を付けていない女性です」

果たして、良い香りが漂う前者のケースは、無臭の後者を3倍近く引き離したという。ちなみに同実験では、ハンカチを手袋に替えても実施されている。ハンカチよりも目立つためか、香水を付けた女性は実に95%の確率で、10秒以内に手袋を拾ってもらえたというから興味深い。

内藤先生「つまり、男性から好意的な扱いを受けるために、香水は“使える”アイテムなんです。ただし、強すぎる香りはかえって不快感を与えますから、微香を心がけるべき。そして香りの種類は、果物や花など自然を想起させるものがより効果的です。香りと自分のイメージを定着させるためにも、複数の香水を使い分けず、同じものを使い続けた方がいいでしょう」

つまり、キツすぎない柑橘系や植物系の香水を、毎日少量振るのがベスト。女性の皆さん、さっそく試してみては?
Text by Satoru Tomokiyo