恋人のウソを見抜くには“直感”に頼れ!
- 恋に効く心理学テクニック -

恋人のウソを見抜くには“直感”に頼れ!

どうも最近、様子がおかしい。もしかすると、浮気でもしているんじゃ…。恋人の態度を見ていて、漠然とそう感じたことはないだろうか? どんなに親密な間柄であっても、隠し事というのは少なからず存在するものだが、それでも浮気となれば話は別。早いうちに真実を問いただすに越したことはないはずだ。

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

直感を上手に使いこなす=恋愛における自衛の手段

内藤先生「ウソを見抜こうと思ったら、相手をじっと観察するのではなく、むしろパッと見た際の印象、つまり“直感”を大切にした方がいいですよ。これは心理学的な実験で裏付けられているんです」

普通、相手のウソを見極めようと思ったら、一挙手一投足をつぶさに観察して変化を見つけようとするものだが、それは必ずしも適切ではないという。一体どういうことか!?

内藤先生「米テキサス大学の心理学者、ジャスティン・アルブレクトセン氏が行った実験で、真偽入り交じった内容を話す人物の映像を、2グループに分けた被験者に見せました。この際、Aグループには『じっくり見てください』と指示を出し、Bグループには『15秒だけ見てください』と指示を出しました。そして最後に、どこまでウソを見抜けたかを測定したところ、正確性でBグループがはるかに上回ったんです」

人間というのは受け取る情報が多ければ多いほど、惑わされやすいもの。だからこそ、「相手の様子や雰囲気から大雑把に捉えた情報をそのまま判断材料にするために、あまり熟考しない方がいいともいえるわけです」と内藤先生は解説する。

本来、目で見て感じたざっくりとしたイメージは、そのまま正確に明文化できるものではない。感じたものを一度、頭のなかで規定しようとする時点で、判断材料としての正確性を損なうことになる。

つまり、いわゆる勘の鋭い人というのは、感じたことそのまま判断材料にする術に長けている人といえる。直感を上手に使いこなすことは、恋愛における自衛の手段でもあるのだ。
Text by Satoru Tomokiyo