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日本代表も夢じゃない!? ドイツ発「クロスミントン」とは?

バドミントンやテニスなど、さまざまなラケットスポーツの要素を織り交ぜ、2001年にドイツで考案されたスポーツ「クロスミントン」が話題となっている。その特徴は、専用のラケットとシャトルさえあれば砂浜や体育館、テニスコートなど、場所を選ばず実践でき、10代から60代まで幅広い年代が楽しめる点。今から競技をはじめれば日本代表も夢ではないという。クロスミントンの魅力について、日本クロスミントン協会理事長を務める今田恵美さんに聞いた。

今回のアドバイザー
日本クロスミントン協会理事長
今田恵美さん

国際クロスミントン機構(以下、ICO)に加盟している団体。日本におけるクロスミントン競技界を統括し、代表する団体としてクロスミントンの普及および振興を図る。今田は日本にこのスポーツが上陸してすぐにNPO法人ピボットフット内で教室を開催、また、高校の体験授業に取り入れるなどして、クロスミントンの普及活動及び選手育成を続けている。

時速200kmを超えるシャトル(スピーダー)を打ち合う爽快感バツグンの新スポーツ!

今田さん「クロスミントンとは、テニス、バドミントン、スカッシュの要素を取り入れたラケット競技です。2001年にドイツで誕生し、その後ヨーロッパを中心に普及。2005年に日本に上陸した当時の呼び名は『スピードミントン』でしたが、さらに改名し2016年1月から『クロスミントン』として、最終決定したばかりです。ICOへの加盟国はヨーロッパを中心に30カ国以上ですが、アジアでも普及しつつある成長株のスポーツとなっています。

クロスミントンは、単位時間当たりのエネルギー消費量がかなり高いのが特徴です。競技イメージとしては、海に浮かんだ2つの島(コート=一辺が5.5m四方、距離が12.8m離れている)の上にそれぞれ選手が立ち、シャトルを海に落とさないように打ち合うという感覚なので、全力でラリーを続けなければなりません。スピーダーと呼ばれるシャトルのスピードは時速200kmを超え、ガンガン打ち合うので爽快感バツグン。また、バトミントンのシャトルよりも重く、風の影響を受けにくいため屋外でも楽しめます。そして、最大の魅力は初挑戦でも、15分も練習すれば試合ができるようになる手軽さです」

シングルスとダブルス、そしてルール無用のフリースタイルも人気のクロスミントン

今田さん「ICO認定のクロスミントン競技のルールは、シングルスとダブルス共通で3セットマッチです。それぞれ1セット16点マッチでおこない、15ー15となった場合はジュースとなり、どちらかに2点差がつくまで続行します。得点となるのは、以下の場合です。

1.サービスの失敗
2.スピーダーが地面に落ちたとき
3.スピーダーがコート内またはライン上に落ちて返せなかったとき
4.スピーダーがアウトになったとき
5.一人の選手が続けて2回打ったとき
6.体がスピーダーに触れたとき

しかし、アウトになったスピーダーを相手選手が打ち返した場合は同意のうえということで、競技は続けられます。ダブルスの場合も、シングルスと同じコートでおこなわれますが、サービスの方法や選手のポジションなどに違いがあります。詳しい競技ルールは、日本クロスミントン協会HPをご参照ください。

公式ルールは存在しますが、多くのクロスミントンファンは、ルールやコートがないフリースタイルのゲームに熱中します。ネットを使わず場所を選ばないクロスミントンならではの遊び方です」

40歳以上の出場カテゴリーもあり、幅広い年齢層が嗜むクロスミントン

今田さん「ビギナーが実際にクロスミントンをはじめるならば、首都圏各地の体育館でおこなわれている教室を訪ねてみてください。クロスミントン協会のFacebookに日時や場所が記載されているので、協会宛に連絡を入れれば担当者に連絡をします。動きやすい服装と運動靴さえあればいつでも体験可能です。

誕生して間もないスポーツながら、1年おきに世界選手権とヨーロッパ選手権が開催されています。日本国内でも国際大会が開催されるので、今からはじめても日本代表選手として登録して大会に参加すれば、世界ランキング入りも十分可能です。男性の場合はオープン、40歳以上、50歳以上というカテゴリーに分かれており(女性はオープン、35歳以上)、自分の年齢に合ったクラスで戦うことができます。選手として参加せずとも、クロスミントンを通じて、新たな交流ができるので世界が広がるはずですよ」

最後にアドバイザーからひと言

「クロスミントンの『クロス』には、シャトルが飛び交うという意味のほかにクロスミントンを通じて人と人の出会いや国と国が交わる、仲間づくりという意味が込められています。新しい世界に、あなたも飛び込んでみませんか?」
Text by MikiOhnuki(Seidansha)