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- 40代のアク抜きダイエットテク -

接待や会食が多い40男にも最適。「週末ヴィーガン」のススメ

乳製品をはじめ、一切の動物性食品を口にしない究極の菜食主義である「ヴィーガン」。興味はあるが、実践するにはハードルが高い、と感じる人は多いだろう。そこでオススメしたいのが「週末ヴィーガン」だ。文字通り、休息日である週末のみヴィーガンを実践する方法で、平日は外食続きという人でも気軽に初めることができる方法でもある。ボディメイクだけでなく、体内環境もいたわる必要のある40代、動物性食品を控えることは内臓への負担軽減にもつながり健康面でのメリットも大きいようだ。週末ヴィーガンの方法や注意点を、日本ベジタリアン協会事務局に聞いた。

今回のアドバイザー
日本ベジタリアン協会

1993年4月設立、2001年2月に特定非営利活動法人(NPO法人) の認証を受けた非営利団体。「人と地球の健康を考える」をテーマに菜食とそれに関連した健康、栄養、倫理、生命の尊厳、アニマルライツ、地球環境保全、発展途上国の飢餓などの問題に関する啓発や奉仕を目的とし、菜食に関心のある人々に必要な知識や実践方法を広め、共有していくためのネットワークづくりを行っている。

ルールの多い「ヴィーガン」も、週末だけなら無理なく始められる

日本ベジタリアン協会「ベジタリアンのカテゴリーは、乳・乳製品・卵なら口にしてもよい『ラクト・オボ・ベジタリアン』や、乳・乳製品・卵に加えて魚介類もOKな『ペスコ・ベジタリアン』など複数に分かれます。その中でも『ヴィーガン』は動物性食品を一切口にしない方法のこと。ベジタリアンの中でも比較的ルールの多い類型ですが、週末だけの実践なら、初心者でも気負わず初めることができるでしょう。

平日に動物性食品を過分に摂取しているという方も、週末にヴィーガンを実践することで偏った栄養バランスを整えやすくなりますし、食生活や栄養バランスを見直すきっかけにもなります」

ダイエット=ヴィーガンではない点に注意。葉物野菜ばかりの摂取は栄養不足のもと

日本ベジタリアン協会「肉・魚・卵・乳製品などすべての動物性食品を口にしないヴィーガンは、週末だけとはいえ、実践するなら栄養バランスに十分考慮する必要があります。特に、動物性食品に多く含まれる、『ビタミンB12』の不足は貧血を誘発します。ビタミンB12は植物性食品なら、のり・ワカメ・昆布などの海藻類や納豆やテンペなどの発酵食品に含まれています。これらの食材をしっかり摂り入れることで、ビタミンB12の摂取だけでなく、他の栄養バランスもうまく整えることができます。

避けるべきは、ダイエット感覚で緑の葉物だけを食べること。それだと必要な栄養が偏ってしまいます」

ヴィーガンを続けることで動物愛護や環境保全にもつながる

日本ベジタリアン協会「ヴィーガンの創始者である英国のドナルドワトソンは、ヴィーガニズムについて『可能で、実用的な限り、食物、衣類またはあらゆる他の目的にわたって、動物の利用と残酷さの全てを除くことに努める哲学でありその生活法』と定義しています。もちろん、健康面やダイエットにもメリットのあるヴィーガンですが、これらの食生活を続けることで生命の命を奪わないライフスタイルへの意識が芽生えればより嬉しく思います」

最後にアドバイザーからひとこと

「週末ヴィーガンが慣れてきたら、実践する日を増やすのもアリ。無理なく続けていきましょう」
Text by Mai Matsubara (Seidansha)