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効率よく身体能力UP! ジムでできる「高地トレーニング」

酸素の少ない環境でトレーニングすることで、筋持久力と心肺機能を効率的に鍛えることができる「高地トレーニング」。マラソンやトライアスロン競技者だけでなく、効率よく脂肪燃焼させたい40男にもオススメのトレーニング法だが、プロアスリート向けの本格的な施設でなければ実践が難しいというイメージがあるはず。しかし都内には、特別なマシンを使って高地トレーニングを体験できる施設が数カ所存在するのだ。一般人でも利用できる施設における高地トレーニングの実践方法とそのメリットを、高地トレーニングプログラムを「低酸素トレーニング」として提供するティップ.クロス TOKYOのプログラム開発担当者である徳永幸史さんに聞いた。

今回のアドバイザー
株式会社ティップネス 商品部 課長
徳永幸史さん

2001年ティップネス入社。数店舗でトレーナー、マネージャー、支配人を歴任後、商品部へ。現在はティップネスの都心型ブランドであるティップ.クロス TOKYO、ティップネス丸の内スタイルの商品開発部門の責任者として、最先端のトレーニング施設およびプログラムの開発に携わる。

生活習慣病予防にも効果が期待できる高地トレーニング

徳永さん「高地トレーニングのメリットはなんといっても、低酸素状態で体を鍛えることにより運動パフォーマンスが上がるということでしょう。酸素が少ない中で運動すると、体はその環境に順応するために、赤血球やヘモグロビンを増加させ、心拍1回あたりの酸素排出量を高めようとします。その結果、心肺機能や筋肉の持久力の向上につながるのです。

また、低酸素トレーニングでは交感神経の刺激により、体脂肪の燃焼を促進させる効果が期待できるため、シェイプアップにも有効です。さらに酸素の薄い環境では、有酸素エネルギーだけではなく無酸素エネルギーも動員されることになります。両方のエネルギーをフル稼働させることで、血中の“糖”が効率良く筋肉に取り込まれ、分解されるので、過剰な血糖を効率よく消費することができるのです。そのため、低酸素トレーニングは生活習慣病の予防効果も期待できます」

専用マシンを使えば一般人でも目的や体調に応じた酸素濃度でトレーニング可能 

徳永さん「施設内における高地トレーニングは、専用の機械からチューブで繋がったマスクで口や鼻を覆い、低酸素状態を作ることにより実現しています。トレーニングの手順は、まず専門のトレーナーによるカウンセリングから始めるのが一般的。その後、低酸素状態の中、エアロバイクでトレーニングを行います。

専用マシンによるトレーニングのメリットは、その人の目的や体調に応じて酸素濃度をコントロールできる点でしょう。ダイエット目的か、あるいは競技のために身体パフォーマンスの向上を計りたいのか、個人の目標に応じて運動強度も異なります」

怪我に注意! 高地トレーニングの前後はストレッチをかかさずに

徳永さん「低酸素トレーニングはその人に合ったプログラムで実施しないと、効果は上がりません。施設での高地トレーニングは、専門のトレーナーにアドバイスをもらいながら実施していきましょう。また、強度の高いトレーニングは怪我や故障のリスクも高まるので、トレーニング前のストレッチや運動後のクールダウンも欠かさず行うことが大切です」

最後にアドバイザーからひと言

「酸素が薄い中でトレーニングをすると、乳酸の中和が促進されるので、筋肉疲労も比較的短時間で回復できます」
Text by Mai Matsubara (Seidansha)