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- 恋に効く心理学テクニック -

嫉妬深い相手を事前に見極めるには?

出会いがあれば別れがある。最近、筆者の周囲でも何組かのカップルが破局を迎え、「あんなに仲むつまじかったのに、なぜ!?」と驚かされることがしばしばある。カップルの破局の原因として、少なくないのが「嫉妬」だ。相手の過剰なヤキモチが関係をギクシャクさせ…というのはよく耳にするパターン。嫉妬心は恋心に必ず同居する感情のように思えるが、度が過ぎるとやっぱり重荷に感じてしまう人が少なくないのだろう。どんなに爽やかに見える人でも、どんなにドライに見える人でも、こればかりは実際に付き合い始めてみなければわからない部分。せめて声をかける前に嫉妬深さをはかる指針のようなものはありませんか?

■今回の講師内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

嫉妬深さの形成はきょうだい関係にアリ

内藤先生「じつは、兄弟姉妹における出生順位が、“嫉妬深さ”の形成に関係しているという興味深いデータがあるんです。端的にいえば、末っ子ほど甘えん坊で嫉妬深い、ということになります」

末っ子=甘えん坊というのは、確かによく指摘されること。これに心理学的な裏付けがあるなら、気になる異性をチェックする際に有効だろう。

内藤先生「これはオランダのフローニンゲン大学で、ブラム・ブンクという心理学者が行った実験です。国営テレビを通して集められた964人のサンプルを対象に、その出生順位と嫉妬心の強さを指標化したところ、末っ子が13.77ポイント、第一子が11.8ポイントと、明確な差が表れたんです」

内藤先生によれば、親が子育てに慣れてくるぶん、末っ子ほど放任されがちで、本当に愛されているのか不安を感じやすい傾向があるという。

内藤先生「第一子として生まれた人は、親の愛情をたっぷり受けた実感を持っているケースが多く、甘えや嫉妬の感情が育まれにくいんです。逆に、末っ子であっても両親が兄弟分け隔てなく愛情を注ぐ環境で育った人は、あまり嫉妬深い性格になることはないようですね」

元カノ・元カレの嫉妬や束縛にうんざりした経験のある人は、新たな恋を始める際、参考にしてみては!?

Text by Satoru Tomokiyo