心理学テク「異性を口説くには、深夜●時を狙え!」
- 恋に効く心理学テクニック -

心理学テク「異性を口説くには、深夜●時を狙え!」

出会いは時の運、という言葉はよく聞く話だが、実際本当なのだろうか? もしもタイミングによって恋愛観が変わるのであれば、ぜひともその法則を知りたいもの。そんな出会いや口説きと時間の関係性を心理学者の内藤先生に伺った。

■今回の講師
内藤誼人

心理学者、立正大学特任講師。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。アンギルド代表。近著に『なぜ、島田紳助は人の心をつかむのがうまいのか?』(廣済堂出版)、『手にとるように社会心理学がわかる本』(かんき出版)、『A or B?』(ダイヤモンド社)など。

恋は昼ではなく夜にこそ

内藤先生「少なくとも、恋愛を成就させたいなら、昼より夜の方がいいでしょうね。暗闇が恋愛を育てる側面はあると思います」

内藤先生は、そう明言する。

内藤先生「これは米バージニア大学で、ジェームズ・ペニベーカーという心理学者が行った実験で証明されていることです。ペニベーカー氏は3軒のシングルスバー(出会いを欲する独身男女が集う飲み屋)を使い、計103人を対象に異性の“採点”を依頼しました。つまり、その場に居合わせた異性について、恋愛対象としての評価を聞いたわけです。この実験は21時、22時半、0時と3回に分けて行われ、時間が遅くなるごとに平均点が高くなる傾向が確認されました。とくに0時の回では、他の2回と比べて圧倒的に平均点が上がったそうですよ」

ちなみに、各店の閉店時刻が0時半であったことがひとつのポイントだ。3回目の計測では、タイムリミットが迫っているという意識が働いた可能性は高い。

内藤先生「駆け込み効果とでもいいましょうか、人は締め切り間際になるとまともに理性が働かなくなる性質があるとペニベーカー氏は総括しています。実際、タイムアップが近づくにつれ、期待の水準が下がるのは事実でしょう。そこが出会いを目的とした場であるならとくに、遅い時間になるほど“この人でいいや”という気持ちが強くなるわけです」

この理屈を応用するなら、意中の異性とのデートはなるべく遅めの時間、できれば終電ギリギリの時間帯に勝負をかけるのが吉ということになる。

もちろん、例によってそもそも好意を持たれていなければ意味がないし、何より女性を遅い時間まで引き止めるのはそもそもマナー違反である。関係とTPOをしっかりとわきまえたうえで、ほんの少しこの“マジックアワー”を意識してみてはどうだろう?

Text by Satoru Tomokiyo