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ランボルギーニ『ウラカン』にRWDオープンモデル登場

スポーツカーにも手軽に買えるものから億単位のスーパースポーツまでさまざまなモデルがあるが、操る愉しさの根底をつかさどるレイアウトはどのスポーツカーも変わらない。それは後輪駆動(RWD)であること。リアタイヤを駆動させてクルマを操ることこそ、もっとも純粋なスポーツカーの愉しみ方だ。ランボルギーニは、2016年11月のLAオートショーで『ウラカン』のニューモデル、『ウラカンRWDスパイダー』を発表。『ガヤルド』の後継として誕生した四輪駆動の『ウラカン LP610-4』には、すでにRWDモデルが存在するが、そこにオープンという要素を加えたのが『ウラカンRWDスパイダー』である。

最高速度319km、軽量化によってパワーアップされた『ウラカンRWDスパイダー』

ウラカンRWDスパイダーのパワーユニットは、やはり後輪駆動のクーペモデル『ウラカン LP580-2』と同型の強力な5.2L V10エンジン。最高出力は4WDの『ウラカン LP610-4』の449kW(610ps)には届かないものの、426kW(580ps)を発生する。

RWDに最適化されたV10エンジンは軽量かつコンパクトな設計で、車体の乾燥重量も4WDのスパイダーモデルより33kg軽い1509kgに軽量化(本国仕様)。それらにより、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は319km/hに達するという。

自然吸気エンジン独特の右足に伝わるダイレクト感によって、スキルが上がればスライドコントロールも思いのまま。もちろん、ビギナーにうれしい横滑り防止装置やトラクションコントロールなども装備する。

トランスミッションには7速デュアル・クラッチ式2ペダルMTの「LDF(ランボルギーニ・ドッピア・フリツィオーネ)」を組み合わせ、ブレーキはレーシングカーにも採用されるカーボンセラミック製。

強力かつコントローラブルなブレーキングでコーナーに進入し、アクセルON。姿勢を制御しながら、パワフルにコーナーを脱出する…。4WDには望めないそんなスポーツ走行も存分に愉しむことができるだろう。

フロントとリアのデザインが変更された『ウラカンRWDスパイダー』のエクステリア

エクステリアでは、フロントとリアが新デザインに変更された。大型のエアインテークを備えたフロント周りは、より力強い印象になり、強力なダウンフォースを発生する高い機能性も両立。さらに、エアを効率良くエンジンルームに導き、高い冷却効果を発揮する。

インテリアでは、独特のデザインのスイッチ類とレイアウトが男心をくすぐる。メーターは、12.3インチのTFT液晶表示となる「LISⅡ(ランボルギーニ・インフォテイメント・システムⅡ)」を採用。スピードメーターやタコメーターなどの基本的な車両情報に加え、オプションでナビ画面を表示させることも可能となっている。

乗員のスペースをやや広めに取るなど快適性も考慮され、さらにカラーや仕上げに無数のオプションを設定。オープンモデルではインテリアもエクステリアの一部となるので、好みの内装に仕上げてオープンエアドライブを愉しむことができる、
下のリンクにあるランボルギーニのオフィシャル動画を見るとよくわかるが、ウラカンRWDスパイダーが海岸線を駆け抜ける姿は、もはや「走る」というより「流れる」と表現したほうがしっくりくる。一般道路での純粋なドライビングの愉しみと、快適なオープンエアドライブの両方が堪能できる後輪駆動オープンのウラカン。価格は発表されていないが、2535万円のRWDクーペと2970万円の4WDクーペの中間の価格になるとアナウンスされている。ウラカンRWDスパイダーは2017年1月より世界各国でリリースされる予定だ。

Text by Tetsuya Abe