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- 口臭・ワキガ・加齢臭・足 ニオイ対策できている? -

口臭予防にも。加齢で陥りがちな「ドライマウス」解消するには?

口の中の乾燥が、以前より酷くなっているような気がする…。年齢を重ねるにつれ、こんな悩みを抱えている男性も増えていくのでは? 実は、唾液の量は、加齢とともに減っていく。唾液の分泌が滞ると、口臭が酷くなったり、免疫力が低下し体調不良を起こしやすくなったりすると言われているのだ。若々しい口元を維持するためにも、唾液の分泌を促進させる必要がある。歯科医の天野聖志さんに対処法を聞いた。

■今回のアドバイザー
天野歯科医院 院長
天野聖志さん

米国マーケット大学歯科修士課程卒業、マスターオブサイエンス米国補綴歯科学会認定医。歯の悩みに広く対応するほか、ドライマウスの治療にも力を淹れている。歯科医以外にアマチュア写真家としても活動中。

食べ方も影響! 唾液の分泌が少なくなる人の生活習慣とは?

天野さん「唾液の分泌が減る原因はいくつかありますが、その中でも、加齢とストレス、そして口呼吸などが、大きな原因と言われています。

唾液が減りやすい人の生活習慣の特徴は、食事の時に良く噛まないで食べる、噛まなくてもすむ柔らかい食べ物を好んで食べる、喫煙、お酒を飲み過ぎる、コーヒー、紅茶などカフェインを含む飲み物の飲み過ぎ、不規則な生活で慢性的な寝不足などが挙げられます」

唾液の量が減ることが、口臭や歯周病などの原因になる場合も

天野さん「唾液には虫歯菌や歯周病菌などの雑菌を殺菌し洗浄する作用があるため、分泌が減ると、それらの菌が口の中に多くなり、食べかすなども残ってしまいます。その結果、虫歯や歯周病になるリスクが高くなるのです。また、口臭の大きな原因である歯周病菌が増えることによって、口臭も悪化する可能性があります。

さらに、唾液が少ないと口の中の免疫力が全体的に低下するため、体外からのウイルスなどに感染しやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。総じてデメリットが大きいのです」

大切なのは生活の見直し。日常生活の中で、唾液の量を増やしていくことは可能

天野さん「唾液の分泌を減らさないためには、生活習慣を改善する必要があります。タバコや、お酒などに含まれるカフェインの摂取量を減らす、食事のときには意識して噛む回数を増やすなどです。ほかにも、こまめな水分補給や、適度な運動も効果的です。できるだけストレスを溜めないことも意識してください。

口呼吸が癖になっている人は、鼻の病気の可能性があります。耳鼻科に受診してみる事で口呼吸を鼻呼吸へと改善できるかもしれません。もし薬の副作用で唾液の分泌量が少なくなっているようであれば、同じ作用で唾液の分泌を抑えない薬に変えられないか、医師に相談してみてください」

最後にアドバイザーからひと言

「キシリトールのガムを噛んで、唾液を促すのも効果がありますよ!」

Text by Miku Nakamura(Seidansha)