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- 口臭・ワキガ・加齢臭・足 ニオイ対策できている? -

お座敷での飲み会も恐くない!「足の臭い」対策法

忘年会などの大人数の飲み会の会場として選ばれがちな、お座敷の飲食店。くつろいだ雰囲気が心地よいが、革靴を履いて蒸れた足の臭いが気になってしまうという人もいるのでは? そこで、足の臭いの原因や臭いを消すテクニックについて、美容皮膚科シロノクリニックの中川医師に教えていただいた。

■今回のアドバイザー
医師
中川桂

2008年 関西医科大学卒業後、2015年よりシロノクリニックへ入職。人それぞれの価値観や美に対する意識を大切にすることを信条としながら、患者の要望に寄り添い、理想的なナチュラル美を最大限に引き出す美容医療を提供している。

気になる足の臭いの原因は「足裏の汗+菌」

中川先生「お座敷の飲食店や友人宅などの靴を脱ぐ場では、足の臭いが気になってしまいますよね。実は、足の臭いの原因は汗。汗自体には臭いはありませんが、汗が菌や皮膚、垢などと混ざることで悪臭が生じます。特に足裏には、汗をかくと滑り止めになるため、汗腺が集中しています。さらに、体重を支える足裏は角質が厚くたまりやすいだけでなく、歩行による摩擦で角質も剥がれ落ちやすいため、はがれ落ちた角質をエサに菌が繁殖し、臭いが発生しがちなのです。また、靴を履くことで通気性が悪くなり蒸れるため、さらに菌が繁殖し悪臭を放ちます。男性の場合、仕事で蒸れやすい革靴を長時間履き続けなければならないことが多いため、悪環境が揃っていますね。たくさん歩けばそれだけ足裏に汗もかきますし、過度なストレスが足裏に汗をかく原因にもなります」

菌が繁殖しない清潔な環境を心がけるべし

中川先生「足の臭いを改善するためには、とにかく足をキレイに洗って清潔に保つことが重要です。洗面器や浴槽にお湯を張り、足湯をして足に十分に水気を吸わせたら、石けんを手につけてマッサージするように洗って下さい。マッサージするように洗うことで、菌の繁殖を防ぐことができます。
このほか、「足の角質をとる、爪を切るなどして、雑菌がたまらない環境にする」「五本指ソックスを履く」「靴下をこまめに履き替える」といった方法も有効です。
足のケア以外には、靴選びや靴のケアにも気をつけましょう。なるべく通気性の良い靴を履くのはもちろん、毎日同じ靴を履いているという人は、1日履いた靴は1~2日は休ませてよく乾燥させるようにすると、菌の繁殖を抑えられます」

飲み会シーズンには替えのソックスを持ち歩こう

中川先生「足の裏に汗をかかないようにすることは難しいですが、臭いを発しないようにすることは可能です。お座敷での飲み会や、靴を脱がなければならない用事のある日は、靴下を履き替えるだけなら外出先でも簡単にでき、効果もあるのでお試しください。どうしても気になる場合は、ボトックスを注射して汗をかかないようにする治療もあります。また、異常な量の汗をかいている場合は多汗症のおそれもありますので、心配な場合はお気軽にクリニックまでご相談ください」

最後にアドバイザーからひと言

「正しい足のケアで臭いを改善し、お座敷での飲み会を楽しみましょう」

Text by Takumi Arisugawa