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- 40代のアク抜きダイエットテク -

ビジネスでも活躍! 男性向けアロマテラピー活用術

男性の場合、「アロマテラピー」という言葉は知っていても、どういうものなのか知っている人は少ないはず。しかし、アロマテラピーは盛んに研究されており、その多岐にわたる効能は、商談や会議などの重要なビジネスシーンにも役立てられるという。バリバリ働く40男だからこそ、ビジネスのアクセントに活用すべきアロマテラピーの効能と、その方法を専門家に聞いた。

■今回のアドバイザー アロマセラピスト 星野知子さん

神戸のリラクゼーションサロン「アンスリール」主宰。働き盛りの夫との死別をきっかけに、アロマテラピーの道に進む。多忙なビジネスマンが、プレッシャーやストレスを効率的にマネジメントするためのアロマテラピーを提案している。定期的なアロマ活用講座の開催や、男性向けアロマ商品「MR AROMA」の開発など、幅広く活動中。

嗅覚の生理的作用に働きかけるアロマテラピー。医薬品扱いの国も

星野さん「『精油(エッセンシャルオイル)』の香りを楽しみながら、心身のバランスを調え、健康の維持や増進を図る自然療法を、アロマテラピーと呼びます。『精油』とは、植物に含まれる芳香物質を高濃度で抽出した100%天然の素材のこと。日本では生活用品店などでも売られていますが、薬理作用があることが証明されており、ヨーロッパでは医薬品扱いのものもあります。

嗅覚は、脳内の大脳辺縁系という部位にダイレクトに伝達されます。大脳辺縁系は記憶をつかさどる海馬と隣り合わせになっているため、記憶は香りの影響を強く受けると言われています。嗅覚は大脳辺縁系を経て、その後、視床下部に伝わります。視床下部は自律神経系、内分泌系、免疫系の総合中枢となっているので、ホルモン分泌や内臓の生理機能、免疫なども、嗅覚の影響を強く受けるのです」

ビジネスに活用されるアロマ 商談に効果的な香りは?

星野さん「手間がかかると思われがちなアロマテラピーですが、ハンカチに精油を2、3滴垂らして嗅ぐだけでも立派なアロマテラピーになります。精油は香りごとに作用が異なるので、目的別に使い分けてください。

大事なプレゼンや商談前には、『シダーウッド』と『サイプレス』という精油がオススメです。『シダーウッド』には、身体の強壮作用のほか、精神を安定させてくれる効果があるため、ここぞというときに自信を与えてくれるでしょう。商談がうまくいけば、脳は香りを嗅ぐだけで成功の記憶を呼び起こすようになるので、ビジネスの良いルーティンづくりに役立てる方も増えています。
『サイプレス』には、気持ちを落ち着かせる作用があります。ビジネスでは決断を迫られるシーンが多々ありますが、冷静な判断をサポートしてくれます。また、さりげなく場に匂わせることで、相手にも決断を促し、商談が早くまとまることも期待できます」

精油の正しい使用で良質な薬理作用を期待するのがアロマテラピーのポイント

星野さん「注意したいのは、精油の選び方です。『アロマオイル』や『フレグランスオイル』という商品名で売られているものや、精油という表記でも極端に安価なものには、合成香料が混ざっている場合があるので要注意。それではアロマテラピーで得られるはずの薬理作用は期待できません。

また、人によっては精油の影響を強く受け過ぎてしまうことがあります。精油には、持病や体調によって禁忌(ある病気に対して使用を禁じなければならない薬品)となるものが存在するので、使用前によく調べてください」

最後にアドバイザーからひと言

「このほかにも、適度な香りがスメハラ対策になるなど、アロマテラピーを職場で活用することには多くのメリットがあります」


Text by Mai Tachikawa(Seidansha)