HIKESHI01
- 40男が嗜む逸品 -

“火消し”がテーマの粋なコラボスニーカー「GEL-LYTE Ⅲ “HIKESHI HANTEN”」

昨年復刻されて話題となっているブランド・アシックスタイガーと世界有数のプレミアムスニーカーブティックであるKICKS LAB.(キックスラボ)、そして、和の要素を活かしたデザインなどで知られる日本人アーティストのsneakerwolf(スニーカーウルフ)。この三者のコラボレーションによって完成した、江戸の粋にあふれるスペシャルモデルのスニーカーが2016年12月10日に発売される。

日本のスニーカー界が誇る三者のコラボレーション

1980年代から90年代前半に展開されて人気を呼び、昨年1月に復刻されたブランド・アシックスタイガー。同ブランドが、原宿を拠点にするプレミアムスニーカーブティックKICKS LAB.と手を組むのは、昨年12月に発売されたSBTGとのコラボ「GEL-LYTE V “PHYS ED”」以来となる。今回は、自らのスニーカーブランド・LOSERSのデザインや様々なブランドとのコラボでも名を馳せるアーティスト・sneakerwolfがコラボレーションの相手に選ばれた。

いずれも国内外で注目される三者が手を組んで完成した「GEL-LYTE Ⅲ “HIKESHI HANTEN”」は、時代劇でもおなじみの江戸時代の消防士“火消し”をテーマにしている。

ベースとなっているのは、1990年に発売されたランニングシューズ「GEL-LYTE Ⅲ」で、その設計の特徴は、独自のスプリットタン構造にある。足首部と一体化したベロ部(タン)を縦に二分割することで、甲の部分を包み込むようにフィットさせており、足入れ感がよく、使用している際もベロ部分がずれにくいなど機能性に優れたつくりになっている。

火消し半纏と同じカラーや生地を採用

今回のテーマである火消しの要素は、sneakerwolfによって、シューズのいたるところに散りばめられている。まず、カラーは火消し達の制服としておなじみの火消し半纏に使われるダークネイビー、朱赤、白の3色で構成。火消し半纏と同様にダークネイビーをベースに、朱赤と白を挿し色として活かしている。
アッパーの生地にもこだわっており、実際の火消し半纏でも使われる綿の平織り生地などを採用。このスペシャルモデルに独特の質感をもたらしている。
「GEL-LYTE Ⅲ」ならではのスプリットタンとクリアラバーを用いた靴底には、Kanji-Graphy(カンジグラフィ)で表現された「KICKS LAB.」の文字を配置。Kanji-Graphyはsneakerwolfが編み出したシグネイチャスタイルで、一見すると江戸文字に見えるが、実はアルファベットを組み合わせたものという凝ったつくりになっている。
 
sneakerwolfのこだわりは左右の中敷きにも現れており、火消しや鳶、飛脚など江戸時代の男気あふれる人々の粋の象徴として、それぞれ虎と竜をイメージした躍動感あふれるグラフィックがプリントされている。
テーマに基づいたデザインが細部にまで施されたこの粋な一足。発売日は2016年12月10日で、販売店舗は、アシックスタイガー直営店(大阪心斎橋店、オニツカタイガー代官山店内POP-UP STORE)とKICKS LAB.のほか、全国のスニーカー専門店など。先日の発売発表以来、反響が大きく、また、追加生産の予定はないそうなので、早めに手に入れたいところだ。

Text by Fumio Miyata