pc_炊飯器01
- 40男が嗜む逸品 -

「世界一、美味しいご飯」を目指した究極の炊飯器

蓋と本体の接合部分を0.01ミリの精度で削り出す熟練の技によって気密性と熱伝導の良さを実現、無水調理を可能にした高い機能を持つ鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」を作ってきた愛知ドビーが、「世界一、美味しいお米が炊ける炊飯器」を目指したという革新的なプロダクトをリリースする。

「鍋炊き」のための新しい発想

10万円超の高級な製品や自動米研ぎ、蒸気レス、さらには炊飯だけではない他の食品の調理が可能など様々な機能が充実した電気炊飯器に加え、土鍋を使う人が増えるなど“電気一辺倒”だったこれまでとは違う炊飯方法が流行するなど、ここ数年「炊飯器」に関するトピックスは変化が著しい。

そんな中、構想から販売までなんと3年の歳月を費やしたというのが、炊飯に適した形状のホーロー鍋をポットヒーターにセットして炊き上げる鍋炊きの電気炊飯器「バーミキュラ ライスポット」だ。
米のために進化させたホーロー鍋は、鍋の中で米が対流し易いよう鍋全体に丸みを持った形状に加工、高火力時に吹きこぼれやすい鋳物ホーロー鍋の弱点を最小限に押さえる「フローティングリッド」を採用し、蓋の裏側に溜まりがちな水滴を逃がす突起を付けておひつとしても使用でき、さらに底面のリブ加工を従来の直線状から水紋状へと変更して、炊き上がり時の「飯返し」と使用後の洗浄を容易にするなどの工夫が盛り込まれている。

炊飯器定番の“あの機能”をオミット!

そして今回、新開発したのが「ポットヒーター」だ。米を炊くのは「初めチョロチョロ中パッパ」という言葉があるように火加減がとても難しいが、バーミキュラ ライスポットは底面のハイパワーIHコイル、側面アルミヒーター、そして断熱カバーを組み合わせて鍋を包み込むように加熱、ヒートセンサーが美味しくご飯が炊ける火加減を調整してくれる。また光ってナビゲーションしてくれる「スマートタッチキー」ですべての操作が可能となっているため、炊きあがり時間やタイマーの設定、白米・玄米の選択、おかゆ・おこげのモード切替、調理モードの際の火加減と時間設定などがタッチするだけという簡単さだ。

そして炊飯器として思い切ったのが、せっかく美味しく炊き上がったご飯だからこそ、それ以上余計な熱を伝えたくないことから「保温機能のオミット」を選択。従来の炊飯器の「フタ」はご飯の「保湿」のためにあるが、この保温用のフタが必要なくなったことで、鍋内部でより激しい対流を起こすことが可能となり、さらに内蔵されたファンで鍋をしっかり冷ましながらの「蒸らし」で、格別な艶と食感のある美味しいご飯が炊き上がるようになったという。

バーミキュラ ライスポットは、現在「バーミキュラ公式オンラインストア」で先行予約を受付中で、発売は2016年12月1日となっているが、注文が殺到しており、届くのはもう少し先になるということなので、購入を希望する人は早めの注文をお勧めしたい。鍋もヒーターもすべて日本製で、価格は79,800円(税抜き)だ。また鍋のホーローの塗り直しなどの修理にはいつでも対応し(有料)、さらにポットヒーターのメーカー保証は3年の長期間サポートがあるので安心だ。

「炭水化物ダイエット」などもあって米をあまり食べないという人もいるが、炊きたてのつややかな白い飯を茶碗によそい、塩鮭や佃煮などのおかずと一緒に頬張り、ぐいぐいと飲み込んでいく快感と充実感は、日本人としては何ものにも代えがたいものだ。それがバーミキュラ ライスポットで炊いた美味い飯であれば、この上ない幸せとなるだろう。

Text by Tamotsu Narita