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新型アウディ『A4オールロード クワトロ』デビュー

『アウディ A4 allroad quattro(オールロード クワトロ)』は、ステーションワゴンモデルの『Avant(アバント)』をベースに、フルタイム4WDシステム「クワトロ」を組み合わせ、さらにSUV特有の優れた性能を融合したモデルだ。日本での初代モデル発売は2010年。ミッドサイズクラスでは唯一のオールラウンドなプレミアムクロスオーバーとして、独自のポジションを築き上げた。そして、今回、ついにフルモデルチェンジした2代目がデビューした。

さらに進化したアウディ独自の4WDシステムを採用した『A4オールロード クワトロ』

アウディの代名詞といえば、速度や路面状況に応じて、最適な駆動力を緻密に4輪に配分する独自の4WDシステム「クワトロ」だろう。新型『A4オールロード クワトロ』には、アウディの生産モデルでは初めてウルトラテクノロジーを用いた「クワトロ」が採用された。

ウルトラテクノロジーを用いた「クワトロ」は、晴れた日の高速巡航中など4WDの必要がない場面では、後輪への駆動系統を完全に分離。走行抵抗の少ない、効率的な走りを自動的に選択してくれる。もちろん、悪路では、必要ならば瞬時に4輪に最適な駆動力を配分。ドライバーはその切り替えを意識することなく、快適に走り続けることができるという。

悪路での走行性の高さは、『A4オールロード クワトロ』の特徴だ。ベース車両である『A4アバント』よりも最低地上高を30mm拡大し、170mmを確保。これにより、深い轍のあるオフロードや雪道でも車体底部をこするリスクを小さくし、4つのタイヤをしっかりと接地させた安定した走行が可能となった。

また、走行特性を任意に変えられる「Audiドライブセレクト」には、従来のモデルにはない「オフロードモード」を新たに設定。デリケートなアクセルワークを求められるハードな凸凹路面でも着実なグリップで走破してくれる。

エクステリアでは、『オールロード』特有の存在感が際立つ。全高が高くなったことに加えて、力強く張り出したホイールアーチ、クローム仕上げの垂直ルーバーを配したシングルフレームグリル、ボディとは対照色のサテライトシルバーで仕上げたアンダーボディプロテクション、リヤディフューザーは、どんな場所にあってもスタイリッシュな佇まいを醸し出している。

悪路でも最高のパフォーマンスを発揮する、パワーアップした「2.0 TFSIエンジン」

刷新はエンジンにも及ぶ。ターボチャージャー&インタークーラー付き2.0L直列4気筒エンジン、いわゆる「2.0 TFSIエンジン」は、従来モデルより28psパワーアップした185(252)kW(ps)/5000-6000 rpmの最高出力を発揮。最大トルクは20Nm向上した370(37.7)/1600-4500rpmで、スタートダッシュや坂道、悪路まで、さまざまな道で最高のパフォーマンスを発揮する。

組み合わされるトランスミッションは、「7速Sトロニック」。デュアルクラッチ機構を採用することで、トルクの断然を伴わない素早くスムーズな変速と、マニュアルギアボックス並の高い伝達効率を両立させた。
また、使い勝手においても、工夫が加えられた。SUVモデルということで、アウトドアシーンでの利用も多い『A4オールロード クワトロ』だけに、荷室容量は5人乗りの状態で505Lを確保。後席を畳めば最大1510Lまで増やすことができる。これは、従来型と比較して、それぞれ15L、80L拡大している。後席は3分割タイプで、畳んだ状態のラゲージルームは立方形。荷物が積み込みやすく、使い勝手に優れている。また、全モデルに電動ラゲージルームカバーのほか、パーティションネット、ルーフレールを標準装備した。

最先端テクノロジーを結集したアウディ『A4オールロード クワトロ』の安全性能

最近のアウディで欠かせない話題が、最先端テクノロジーだ。アウディのマルチメディアインターフェース「MMI」は、操作手順を全面的に刷新。スマートフォンのように直感的な操作が可能となった。また、「MMI」と連動するシステムとして、12.3インチの高輝度液晶モニターを用いたフルデジタルの多機能ディスプレイシステム「Audiバーチャルコックピット」を、『A4 オールロードシリーズ』として初めてオプション設定している。

安全性能はベース車両である『A4アバント』に準拠。レーダーとカメラにより前方の交通状況を監視して、クルマや歩行者の存在を感知、緊急時には自動ブレーキを発動する「アウディプレセンスシティ」や、ウインカーを使用しない状況でクルマが車線を逸脱しそうになると、警告を発すると同時に、ステアリングに介入してクルマを元の車線に戻る「アウディアクティブレーンアシスト」。さらに、時速65km以下の渋滞時に、アクセル、ブレーキだけでなくステアリング操作にも介入してドライバーの負担を軽減する「アダプティブクルーズコントロール」などが標準搭載される。

2010年11月に250台限定で発売された『A4オールロード クワトロ』。2014年8月以降は正式なカタログモデルとして、累計5000台以上が国内登録されている。2代目の発売によって、さらに存在感を増す1台になりそうだ。

Text by Tsukasa Sasabayashi