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“カブリオレの年”を彩る『Cクラス』初のオープン

44年ぶりとなる『Sクラス カブリオレ』のデビュー、『SL』のビッグマイナーチェンジ、『SLK』改め『SLC』の誕生と、メルセデス・ベンツいわく、「2016年はカブリオレの年」だという。しかし、これだけオープンモデルが充実しながら、まだメルセデス・ベンツにはカブリオレを持たないモデルラインナップがあった。現行型(W205型)のセダンが発表されてからおよそ2年、ついに『Cクラス』にもカブリオレが加わった。

4万台売れた人気モデル、メルセデス・ベンツ『Cクラス』に待望のカブリオレ登場

W205型『Cクラス セダン』が発表されたのは、2014年のこと。その前年に発表された『Sクラス(W222型)』をそのまま小型化したかのようなデザインで登場した新しいCクラスは、美しいスタイリングと高い質感から、日本国内で4万台以上を販売するベストセラーモデルとなった。

その後、ステーションワゴンとクーペをラインナップに追加。そして、さらに幅広いニーズに対応すべく2016年9月に登場したのが、待望の『Cクラス・カブリオレ』である。

メルセデス・ベンツには過去、Cクラスをベースとしたクーペ『CLK』にカブリオレが存在したが、意外なことに、Cクラス カブリオレという名称のモデルは今回が初めてだ。『Eクラス カブリオレ』ほどのボディサイズは必要なく、かと言って2シーターの『SLC』ではスポーティすぎる。そんなニーズに応えてくれる、待望のコンパクト4シーターカブリオレといえるだろう。

セダン以上に流麗でスポーティさと贅沢さがミックスした『Cクラス カブリオレ』

Sクラス カブリオレやEクラス カブリオレがそうであるように、Cクラス カブリオレもまたセダンの面影を残しつつ、まったく別のボディが与えられた。

そのスタイリングはセダン以上に流麗で、スポーティさとラグジュアリーさがうまくミックス。オープン時はもちろん、屋根を閉じた状態でも美しいプロポーションとなるように、ソフトトップの形状まで配慮されている。このソフトトップは「アコースティックソフトトップ」と呼ばれ、耐候性と静粛性に優れているうえ、50km/hまでなら走行中でも約20秒で開閉可能だ。

ボディカラーは全6色。けっして豊富なカラーバリエーションではないが、ソフトトップのカラーがブルー、ブラック、ダークレッドの3タイプ用意されており、ボディカラーとの組み合わせによってエレガントにもスポーティにもコーディネイトすることができる。

カブリオレは、ソフトトップを開け放つと内装もエクステリアの一部となるだけに、インテリアの仕様も大切だ。Cクラス カブリオレには、グレードやオプションにより、ブラック、レッド、ポーセレン(白磁色)の3色を基調とした数種類のシートが用意されている。

『Cクラス カブリオレ』のエンジンバリエーションは4つ、価格は606万〜1403万円

バリエーションは、『C180 カブリオレ スポーツ』『C300 カブリオレ スポーツ』『AMG C43 4マチック カブリオレ』『AMG C63 Sカブリオレ』の4タイプ。価格は606万円から1403万円だ。

C63 Sにこそ、迫力のある専用のフロントグリルやマフラーが装着されるものの、「AMG」の名がつかないC180やC300にも「AMGスタイリングパッケージ」が標準装備されるので、全モデルを通じてスタイリングは大きく変わらない。純粋に、求める“走り”に応じてモデルを選べばいいのだ。

カブリオレは、爽快なオープンエアドライビングを愉しむと同時に、ライフスタイルやファッションを表現するクルマでもある。大人の男らしいシックなカラーも悪くないが、せっかくのカブリオレだけに、ぜひ、積極的に“魅せる”コンビネーションを選んで乗ってみてはどうだろうか。

Text by Muneyoshi Kitani