リップケアpc
- 40代のアク抜きダイエットテク -

秋冬の男に必須な身だしなみ! リップケアの基本テク

そろそろ秋から冬の足音も近づき、肌の乾燥が気になるこの季節。普段から保湿に気を使っている男性も、唇のケアは見落としがちだ。たとえ肌のコンディションがよくても、唇が赤くただれていたり、ひび割れていたりしたら魅力は半減。デキる男なら、抜かりなく唇までケアして相手に良い印象を与えたい。そこで、冬本番を迎える前に知っておきたい男の「リップケア」について、専門家にアドバイスをもらった

■今回のアドバイザー
スキンケアカウンセラー アンチエイジングアドバイザー
松原好克さん

会社員として働く傍ら、約10年にわたり独学でスキンケアや化粧品の専門知識を深める。2008年から5年間で2000人以上のカウンセリングを手掛けた経験を元に、現在では、年間約1000人にも及ぶスキンケアの相談に応じる。ホームピーリング(美神エナジークリーム)を始め、保湿美容液(美神セラバリアエッセンス)、エイジングケア美容液(美神ビューティーアップエッセンス)など、美容成分にこだわった完全オリジナル化粧品も多数保有。

リップケアの基本は唇に過度な刺激を与えないこと

松原さん「髭の有無によって顔の印象が変わるとの同じように、唇もその人のイメージをつくる大切な要素のひとつ。乾燥している唇や色の悪い唇よりも、プルプルと血色の良い唇のほうが顔全体の立体感が増し、魅力的な印象になります。また唇の荒れがひどいと、痛みや違和感が現れるため、集中力が低下することも考えられます。しっかり仕事に打ち込むためにも、外気の乾燥する秋冬のリップケアは必須といえるでしょう」

では、具体的にどのようにケアすればいいのだろうか?

松原さん「口元の健康を保つためにはまず、唇に過度な刺激を与えないよう、心がけることが大切です。たとえば、洗顔料で顔を洗う際に唇も一緒にこする人がいますが、洗顔料に含まれる洗浄成分が唇の水分を保つ機能を低下させてしまい、乾燥しやすくなってしまうので、あまりおすすめできません。唇はぬるま湯で軽く洗い流す程度で十分です。

また、ナプキン・ティッシュ・ペーパータオルなどは、繊維が荒く摩擦が加わりやすいので、これらの紙製品で日常的に口を拭っていると荒れを引き起こす原因になってしまいます。口元を拭うのなら、綿のハンカチがいいでしょう。その他、歯磨き粉に配合されている界面活性剤も人によっては刺激になることがあります」

リップスティックはdl-カンフル・l-メントールなどの成分に注目。ひどい荒れにはワセリンも効果的

唇ケアといえばリップスティックだが、選び方にも気をつけるポイントがあるという。

松原さん「リップケアの基本は、唇への刺激を避け、自分にあったケア用品でこまめに手入れをすること。スティック状の湿布製品(リップスティック)を仕事中に使用するのであれば、dl-カンフル・l-メントールなどの成分が含まれたものがおすすめです。スーッとした清涼感があり、ほのかに爽やかな香りを放つタイプが気分を和ませてくれます。

ただし、メントールは健康な唇を維持する予防対策としては効果的ですが、荒れてしまった敏感な唇には刺激になることがあるので、注意が必要です。痛み・皮むけ・ひび割れ・ただれなど、唇の状態が重篤な時は『指定医薬部外品』と記載されているリップがベスト。また、冬場の乾燥で唇がひどく荒れてしまった場合は、通常のリップケア用品よりも薬局で簡単に手に入るワセリンが効果的です」

リップケアでもっともNGなのは唇をなめること。荒れた部分をむしるのも厳禁!

そして松原さんが最も注意すべきというのは、ついついやりがちなあのクセ…。

松原さん「唇がカサカサしだすと舌で舐める方がいますが、これは逆効果です。唾液で唇を濡らすと、一瞬潤った感覚になりますが、乾く際に唇の水分も一緒に奪って蒸発してしまうのです。舐めれば舐めるほど乾燥を促し、数十分~1時間程度でヒリヒリとした痛みを伴います。さらに、唇が荒れた時に、ささくれた皮をむしったり、めくったりする行為は厳禁。気になって触りたくなる気持ちは分かりますが、雑菌が混入しやすくなるだけでなく、刺激を与えて荒れの進行を助長しているようなものです。あまりに気になるようでしたら、入浴で皮膚がふやけた際に、優しくゆっくりと取り除くようにしましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「男性がリップケアをすることは、決して恥ずかしいことではなく、今や当たり前。ぜひ男性も日常的に行って、”ダンディーな男”に、更なる磨きをかけて下さいね」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)