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- 40男、至高のグルメガイド -

銀座「37 QUALITY MEATS」で牛、豚、鶏、羊のブランド肉を食べ比べ

焼肉、鉄板焼き、ブラジリアンバーベキューなど、さまざまな肉料理の店が営業する銀座2丁目の「PUZZLE GINZA」は、7月のオープン以来、通称“肉ビル”として、肉愛好家たちから熱い視線を浴びている。なかでも牛、豚、鶏、羊など、数種類のブランド肉をワインとともに楽しめる店として人気を集めている店が、9階の肉料理専門店「37 QUALITY MEATS」だ。

ワインに合う多彩なジャンルのメニューが並ぶ

「37 QUALITY MEATS」は、熟成肉ブームの先駆けとなった六本木のステーキハウス「37 Steakhouse & Bar」と、渋谷のローストビーフ専門店「37 Roast Beef」の系列店とあって、肉には絶対的な自信をもっている。肉料理はどれも、それぞれの肉に合った味付けをした上で、溶岩石でグリルする。

看板メニューの「USプライムビーフ リブステーキ 300g」(トップ画像/6,800円)の味付けは「粟国の塩」のみ。小細工なしの肉のうま味を求めるリピーターが多数だという。

「大山どり(半身)のグリル オリジナルブレンドのスパイシー&シーズニングで」(2,400円)は、香ばしくグリルされたジューシーな肉が半身で提供される。ボリュームたっぷりのだが、もも肉、胸肉、手羽元など部位の個性を堪能しているうちに瞬く間に食べきってしまう。
「スパイシーなタンドリー風オージーラムチョップ ヨーグルトソース」(3,500円)は、肉と野菜にヨーグルトソースをたっぷりかけて、焼き立てのトルティーヤで包んで頬張るヘルシーな一品。ミルキーなラム肉はもちろんそのまま食べてもおいしい。
その他、豚肉は「糸島産 雷山豚のスペアリブ スイートチリマスタードソース」(2,800円)と、「沖縄琉球ロイヤルポークのTボーンステーキ」(4,300円)、牛肉は「USプライムビーフ テンダーロインステーキ250g」(9,500円)など、銘柄と部位に最適な調理方法を提案する。

「37 QUALITY MEATS」ではカプレーゼや「自家製 田舎風パテ“パテ・ド・カンパーニュ”」(1,350円)、「本日のお魚のカルパッチョ」(2,100円)、「会津産 馬肉のカルパッチョ」(2,100円)など、ジャンルにとらわれず、ワインに合うメニューを取り揃える。また、NYで大流行中の「チョップドサラダ」(スモール950円/レギュラー1,500円)も23種のトッピング、6種類のドレッシングから好みで組み合わせて楽しめる。
驚くべきは、サイドメニューの「フレンチフライ」(500円)のレベルの高さ。揚げ加減と塩加減がともに抜群で、冷めてもおいしさが長続きし、一切の胃もたれがない。この味から察するに、「オニオンリング」(600円)や「ソフトシェルクラブのフリット スイートチリソース」(1,250円)などの揚げ物メニューも俄然楽しみになってくる。

前菜、肉料理、チョップドサラダ、フレンチフライなど、料理はどれも奇をてらわず、基本を忠実に守り、味付けも盛り付けも“ちょうどいい”。日替わりジェラートと自家製ティラミスの2種に絞ったデザートが象徴的だが、メニュー数が多すぎないところも好印象だ。一杯ごとに豆をひきチンバリのエスプレッソマシンで抽出するコーヒーからも丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。

4人以上のグループでメイン料理をシェア

天井が高く、席間が広くとられた開放感のある空間は、リラックスして会話を楽しめる設計になっている。森田恭通氏がデザインしたインテリアは、木目の壁と床、モスグリーンのテーブルクロス、ツイード風のソファやチェアが清潔な落ち着きを演出し、アンバーカラーのステンドグラスシャンデリアがさり気なく遊び心をプラスする。
大きな窓から優しい日差しが差し込むランチタイムは、プリフィクス(1,800円/2,800円の)で楽しめる。土日祝日は家族連れが席を埋めゆっくりと食事を楽しみ、平日は近隣のオフィスワーカーや銀座でのショッピング客が入れ代わり立ち代わり訪れる。一人ランチをする男性ビジネスマンも少なくないとか。10月からは平日限定で、ビジネスランチ(USプライムビーフを使った「37QM特性ビーフカレー」(1,200円)と「本日のチョップドサラダランチ」(1,300円)の2種)がスタートした。ディナータイムはカーテンが閉められシャンデリアがテーブルを照らしぐっとムーディーな雰囲気に。接待やデート、記念日ディナーなど、様々なシーンに対応可能だ。
とはいえこの店のベストな使い方は、4〜5人グループでテーブルを囲み、前菜のほかに、様々なブランド肉のメインを3〜4品オーダーし、カリフォルニアやニューワールドのワイン(ボトル5000円〜)を飲みながらシェアするスタイルだ。客単価はワインのランクにもよるが、7000円からが目安だという。銀座のど真ん中にあるビルの9階で肉をがっつり食べてこの値段は相当リーズナブル。財布を気にせず部下や女性に思い切りごちそうできる、使える店のリスト入り決定だ。

Text by Kazumi Kera