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- スーパーカーブランド【フェラーリ】 -

限定高級モデルのラフェラーリ新モデル『アペルタ』公式発表前に完売

「フェラーリ・スペチアーレ」。フェラーリが数年に一度発表する特別限定モデルは、スペック、スタイリング、価格、そのすべてにおいてロードカーの頂点を極める。もちろん、誰しもが手に入れられるわけではなく、「限られた顧客のための限定高級モデル」といった位置づけだ。これまでに、フェラーリ創立40周年を記念して発表された『F40』、「公道を走るF1カー」とも称される、創立50周年を記念して発表された『F50』、創立者の名を冠した『エンツォ・フェラーリ』、そして、最新のスペチアーレである『ラ・フェラーリ』が存在する。この「ラ・フェラーリ」にオープントップバージョンが追加されることになった。

公式発表前に完売した最新スペチアーレ『ラ・フェラーリ』のオープンモデル

2016年9月29日から10月16日まで開催されるパリモーターショー。ここで主役になると目されている1台が、『ラ・フェラーリ』のオープンモデルだ。フェラーリからの公式発表は、画像の公開とオープンモデルという情報のみ。現時点では、詳細なスペック、生産台数、価格などは不明なのだが、フェラーリによると、すでに予約完売とのことだ。

『ラ・フェラーリ』は、フェラーリ初のハイブリッドモデル。最高出力800psを発生するV型12気筒自然吸気エンジンとハイブリッドシステム「HY-KERS」を組み合わせた心臓部は、963psの出力を誇る。オープンモデルも、これに準ずる可能性が高い。

オープンながらクーペのような剛性を持ち、カーボン製ハードトップで軽量化を実現

ルーフはカーボンファイバー製のハードトップとソフトトップの2種類を準備。オープンモデルは、ルーフ開閉機構の搭載やボディの補強などでクーペよりも重量が重くなる。少しでも軽量化のことを考えるとソフトトップのほうが有利だが、快適性ではハードトップに分がある。そこで2種類のルーフを準備したのはわかるのだが、ハードトップでもカーボンファイバーを採用することで最大限の軽量化を図ったのは、さすが「フェラーリ・スペチアーレ」といったところだ。

オープンモデルはクーペより剛性も劣るが、『ラ・フェラーリ』のオープンモデルでは、さまざまな改良を加えることで、クーペと同様のねじれ剛性とビーム剛性を維持。また、空気抵抗とエアロダイナミクス効率に関しても、優れた数値を実現しているという。

価格は2億円超え!? 『ラ・フェラーリ』オープンモデルの名称は『アペルタ』

じつは、このオープンモデルに関しては、公式発表の上記3枚の写真以外に、すでにいくつかのリーク画像が出回っている。そのなかの1枚が下のリアサイドの写真なのだが、ライセンスプレート部分に『LaFerrari aperta』の文字を見て取ることができる。
「Aperta=アペルタ」は、イタリア語でオープンを指す。フェラーリには、『599 SAアペルタ』『458スペチアーレ アペルタ』という限定生産車が存在しており、『ラ・フェラーリ』のオープンモデルもそれらに続いて『アペルタ』の名を冠することになりそうだ。

クーペの『ラ・フェラーリ』は限定499台。価格は公表されていないが、約1000万ユーロともいわれている。今回のオープンモデルは、さらに台数が少なく、価格も上回ることだろう。手に入れることがまず不可能なばかりか、実車の眼福に預かることさえ難しい、幻の1台になることだけは間違いない。

Text by Tsukasa Sasabayashi