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- 肩こり・腰痛・不眠 40代に効果的な疲労回復術 -

頑固な肩こりは「ペインクリニック」で根絶!

働き盛りの40代男性のなかには、肩こりに悩まされている人も多いはず。整体やマッサージなど様々な対処法を試してきたけど、肩こりの悩みを解消できない…という場合に強い味方となってくれるのが「ペインクリニック」だ。痛みを取り除くことを専門とするペインクリニックでは、慢性的で頑固な肩こりの痛みも和らげることができるそう。そんなペインクリニックの実態について、富永ペインクリニック院長の富永喜代先生に教えてもらった。

■今回のアドバイザー
医療法人TMC(Tominaga Medical Communication) 理事長 
富永喜代

痛みで苦しまない人生を医学で導く痛み改善ドクター。456g のベビーから100歳以上の高齢者、一流プロスポーツ選手まで、1日平均 12人 (通常2人)、2万人を超える臨床麻酔実績を持つ麻酔専門医。人脈ゼロ・資金ゼロから開業3年で、女性院長クリニックでは日本一、年間15000人の肩こり頭痛に悩む人を診療(エーザイ社調べ)。確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」などのキー局テレビ番組を始め、ラジオ、新聞、雑誌からも取材が殺到している。肩こり改善メソッドの処女作『こりトレ』(文藝春秋)は10万部のベストセラーとなっているほか著書多数。経済産業省「平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業」を委託され、痛み最新医療のリーダーとして注目されている。

肩こりの根本的な原因は何か?を一緒に考える

富永先生「ひとくちに『肩こり』と言っても、その原因はさまざまです。痛みには、骨折やケガ、リウマチなど体の組織が損傷を受けることでおこる痛み『侵害受容性疼痛(しんがいじゅようせいとうつう)』。坐骨神経痛など、神経が原因でおこる『神経因性疼痛(しんけいいんせいとうつう)』。ケガや病気がなくとも感じる精神的な『心因性疼痛(しんいんせいとうつう)』の3つがあります。ですが、肩こりの痛みはこの3種類の痛みが複雑に作用しあっているケースが少なくないのです。ペインクリニックでは、この3種類の痛みの全てについて扱っており、肩こりの原因をまず究明するところから治療が始まります」

慢性的な肩こりは、「神経の記憶」によってもたらされる!?

富永先生「ペインクリニックでは肩こりについての診察を行った上で、その原因に則して薬や漢方薬の処方や、運動療法などの治療を行います。そのなかでも、ペインクリニックを代表する治療としてよく行われているのが『ブロック注射』でしょう。

3カ月以上続く慢性的な肩こりは、体に病気などの明らかな原因が無い場合は、脊椎神経のもつ“痛みの記憶”によってもたらされている場合があります。その痛みの情報伝達を局所麻酔薬によって断ち切ってくれるのがブロック注射です。決して神経そのものを断ち切るような大掛かりな施術ではありません。体に悪い所が見つからないのに、繰り返す慢性的な肩こりに悩まされている…という方は、ブロック注射によって脊椎神経の“痛みの記憶”を忘れさせてあげるのも選択肢のひとつかもしれませんね」

肩こりや腰痛の放置は、目に見えない損失を招く

富永先生「『ただの肩こりで病院に行くのは気が引ける』という考えで、ペインクリニックを受診することに尻込みしている方も多いかもしれません。しかし、肩こりを甘く見てはいけません。先ほども申し上げた通り、痛みは3カ月以上長引くことで脊髄神経が痛みを記憶してしまい、慢性化する可能性があります。また、何か病気などの原因がある場合、放置することで重篤化する危険性も否定できません。

それだけでなく、働き盛りの40代男性たちにとって、肩こりや腰痛などの痛みは目に“見えない損失”が生じることも。在日米国商工会議所(ACCJ)が2011年に実施した意識調査では、病気・ケガによる経済的損失額は約3.3兆円。その2大要因が、鬱病などの精神疾患と、疼痛(背中、首、肩などの慢性的な痛み)なのです。会社に来たけど肩こりや腰痛でパフォーマンスが発揮できない。ぎっくり腰で会社に行けない。このような状態は、痛みによってもたらされる個人の社会的評価や日本経済の大きな損失です。ムダな損失を出さないためにも、肩こりをはじめとする痛みの悩みは、痛みのプロであるペインクリニックに早めに相談にきてくださいね」

最後にアドバイザーからひと言

「ペインクリニックでの治療は保険がききます。色々な病院を渡り歩くより、ペインクリニックにまず来てもらった方が早く肩こりの原因が判明することもありますよ」

Text by Takumi Arisugawa